サイバーエージェント<4751>は、デジタルインファクトと共同で、国内インフィード広告の市場動向調査を行い、その市場規模は2017年には36%増の1903億円に達したことを明らかにした。広告の目的もアプリが25%にとどまり、Webプロモーション目的が75%に達したという。市場規模は2023年には2017年比で110%増の3921億円に達するとの予測も発表した。
<以下、リリースより>
2017年のアプリプロモーション需要は、ゲーム系広告主による底堅い需要のほか、EC系・金融系・フリマ系など、ゲーム以外の多様なアプリプロモーション需要が特に伸びました。一方で、Webプロモーションにおいては、通販、金融系の企業によるダイレクトレスポンス需要が大きく、またナショナルクライアントによるブランディングを目的とする出稿も大きく増加しました。
インフィード広告市場の成長は、昨年に引き続きソーシャルメディアがけん引し、2017年は昨対比148%成長を遂げ、その需要は市場全体の約7割を占めました。2015年から2016年にかけて新たに広告商品の提供を開始したソーシャルメディアの広告需要増加が大きく寄与しています。
その他メディアにおいては、インフィード広告の着実な広がりがみられ、Webメディアにおいても引き続きインフィード広告フォーマットの導入が進み、今後も、配信先におけるインフィード広告拡大の継続が予想されます。
インフィード広告における動画フォーマットの利用は、アプリインストール目的やWeb上での商品・サービス申し込みの獲得を目的とする出稿において定着し、また大手広告主によるブランディングを目的とする出稿も増加。この結果、インフィード広告市場における動画フォーマット比率は昨対比260%成長し、市場全体の25%を占め、大幅に上昇しました。
広告主においては、配信先の媒体ごとに利用する動画をクリエイティブやフォーマットの種類を使い分けるなどの取り組みが進み、また媒体においては、特色のある動画フォーマットが生まれ、従来よりも豊かな表現力を可能にする動画フォーマットなど、新しい広告商品の提供が進んだことで、市場全体で動画利用の高度化が加速しました。インフィード広告における動画フォーマットの利用は、今後も継続的に需要が拡大し、2023年には、2017年比280%の成長を遂げ、市場全体の約35%と予測します。
インフィード広告は、ユーザーから幅広い支持を受けるメディアやコンテンツが、今後変化する過程においても、コンテンツに寄り添った広告効果の高いフォーマットとして広告主からの支持を受け、今後も普及が進むと予想されます。媒体社による、クリエイティブや広告フォーマット、広告配信における更なる高度化に向けた取り組みは進み、ユーザーや大手ブランド企業を含む幅広い層の広告主から信頼を得る広告商品として提供され続けることで、インフィード広告の市場規模は今後も拡大し、2023年には2017年比約2.1倍の3,921億円に達すると予測します。
当社は今後も、インフィード広告市場の発展に寄与すべく、企業のプロモーションにおける課題解決および広告効果の向上に努めてまいります。
※1 本調査におけるインフィード広告の定義および、商品区分の定義は下記の通りです。
・メディア上で表示されるフィード型コンテンツと同じフォーマットで表示される広告の総称。
※2 本調査はインターネット広告業界関連事業者へのヒアリング調査ならびに公開情報、調査主体およびシード・プランニングが保有するデータ等を参考に実施しています。また、広告主が支出する広告費を対象に市場規模を算出しております。
調査主体:株式会社サイバーエージェント
調査時期:2017年11月から2018年1月
調査方法:インフィード広告市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:インフィード広告
調査機関:株式会社デジタルインファクト
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<以下、リリースより>
【1】インフィード広告市場規模予測 <プロモーション目的別/スマートフォン比率>
2017年のインフィード広告市場は、昨対比36%増の1,903億円に達し、うちスマートフォン比率は全体の97%に。Webプロモーション目的75%、アプリプロモーション目的25%の割合。2023年の市場規模は2017年比210%の3,921億円に達すると予測。
2017年のインフィード広告市場は、昨対比36%増の1,903億円に達し、うちスマートフォン比率は全体の97%に。Webプロモーション目的75%、アプリプロモーション目的25%の割合。2023年の市場規模は2017年比210%の3,921億円に達すると予測。
2017年のアプリプロモーション需要は、ゲーム系広告主による底堅い需要のほか、EC系・金融系・フリマ系など、ゲーム以外の多様なアプリプロモーション需要が特に伸びました。一方で、Webプロモーションにおいては、通販、金融系の企業によるダイレクトレスポンス需要が大きく、またナショナルクライアントによるブランディングを目的とする出稿も大きく増加しました。
【2】インフィード広告市場推計 <配信先別>
2017年のインフィード広告市場における広告配信先は、ソーシャルメディアが昨対比5割増の成長を遂げ、市場全体の約7割に。
2017年のインフィード広告市場における広告配信先は、ソーシャルメディアが昨対比5割増の成長を遂げ、市場全体の約7割に。
インフィード広告市場の成長は、昨年に引き続きソーシャルメディアがけん引し、2017年は昨対比148%成長を遂げ、その需要は市場全体の約7割を占めました。2015年から2016年にかけて新たに広告商品の提供を開始したソーシャルメディアの広告需要増加が大きく寄与しています。
その他メディアにおいては、インフィード広告の着実な広がりがみられ、Webメディアにおいても引き続きインフィード広告フォーマットの導入が進み、今後も、配信先におけるインフィード広告拡大の継続が予想されます。
【3】インフィード広告市場推計 <静止画/動画別>
2017年の動画比率は昨対比260%伸長し、市場全体の1/4のシェアに。2023年には、2017年比280%の成長を遂げ、市場全体の約35%と予測。
2017年の動画比率は昨対比260%伸長し、市場全体の1/4のシェアに。2023年には、2017年比280%の成長を遂げ、市場全体の約35%と予測。
インフィード広告における動画フォーマットの利用は、アプリインストール目的やWeb上での商品・サービス申し込みの獲得を目的とする出稿において定着し、また大手広告主によるブランディングを目的とする出稿も増加。この結果、インフィード広告市場における動画フォーマット比率は昨対比260%成長し、市場全体の25%を占め、大幅に上昇しました。
広告主においては、配信先の媒体ごとに利用する動画をクリエイティブやフォーマットの種類を使い分けるなどの取り組みが進み、また媒体においては、特色のある動画フォーマットが生まれ、従来よりも豊かな表現力を可能にする動画フォーマットなど、新しい広告商品の提供が進んだことで、市場全体で動画利用の高度化が加速しました。インフィード広告における動画フォーマットの利用は、今後も継続的に需要が拡大し、2023年には、2017年比280%の成長を遂げ、市場全体の約35%と予測します。
■インフィード広告市場の今後
インフィード広告は、ユーザーから幅広い支持を受けるメディアやコンテンツが、今後変化する過程においても、コンテンツに寄り添った広告効果の高いフォーマットとして広告主からの支持を受け、今後も普及が進むと予想されます。媒体社による、クリエイティブや広告フォーマット、広告配信における更なる高度化に向けた取り組みは進み、ユーザーや大手ブランド企業を含む幅広い層の広告主から信頼を得る広告商品として提供され続けることで、インフィード広告の市場規模は今後も拡大し、2023年には2017年比約2.1倍の3,921億円に達すると予測します。
当社は今後も、インフィード広告市場の発展に寄与すべく、企業のプロモーションにおける課題解決および広告効果の向上に努めてまいります。
※1 本調査におけるインフィード広告の定義および、商品区分の定義は下記の通りです。
・メディア上で表示されるフィード型コンテンツと同じフォーマットで表示される広告の総称。
※2 本調査はインターネット広告業界関連事業者へのヒアリング調査ならびに公開情報、調査主体およびシード・プランニングが保有するデータ等を参考に実施しています。また、広告主が支出する広告費を対象に市場規模を算出しております。
■調査概要
調査主体:株式会社サイバーエージェント
調査時期:2017年11月から2018年1月
調査方法:インフィード広告市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:インフィード広告
調査機関:株式会社デジタルインファクト
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会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751