【まとめ】PF名「enza」とローンチ3タイトルがお披露目となったBXD発表会 ゲーム人口の拡大に貢献するプラットフォームとして期待
バンダイナムコエンターテインメントとドリコム<3793>の合弁会社であるBXDは、本日(2月20日)、東京都内で開催したプレス向けのイベント「BXDタイトル体験会」を開催した。
体験会では、HTML5を活用したスマートフォン向けブラウザゲームプラットフォームを「enza(エンザ)」にするとの発表が行われたほか、プラットフォームの特徴と狙いについてあらためて発表となった。SNS連携が意識され、会員登録をしなくても対戦が楽しめる機能も盛り込まれ、診断系のサービスを使うような感覚でゲームが楽しめるという。
同時に、ローンチタイトルである『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の最新情報と、開発中のゲーム内容が体験できる体験会も行われた。ローンチタイトルと銘打っているが、一度に3タイトルリリースされるというわけではなく、順次リリースされるとのことである。
ネイティブアプリの普及がゲーム人口とゲーム市場の拡大に大きく貢献したことは疑う余地はないだろうが、アプリの容量や通信頻度・量が大きくなるとともに、ゲーム内容もより複雑化し、ライトなユーザー層にとっては敷居が上がったのではないか。休眠してしまったユーザーの掘り起こしや、これまでゲームで遊んでこなかった利用者の獲得が期待されよう。
今回、掲載した記事は以下のとおりとなる。
・【発表会】BXDが放つブラウザゲームPF「enza」は友だちと手軽にゲームが楽しめる場に グッズやイベント連携も ゲーム会社向けの説明会も開催予定
・【BXD発表会①】『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』は友人とリアルタイムで楽しむ対戦ゲーム かけひきと戦略性がポイント、本編を再現したコンボやスキルも魅力
・【BXD発表会②】"原点回帰"を図った『アイドルマスター シャイニーカラーズ』 アイドルの「プロデュース」を中心に紹介 坂上総合Pが登壇
・【BXD発表会③】プロ野球SLGとして蘇る『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』 オーナー兼監督となって最強チームを目指す 2018年のNPB選手が実写カードで登場
なお、新しいプラットフォーム「enza」への参加を希望するゲーム開発会社向けにenzaの技術説明会を開催するので、興味のある会社はぜひ出席してほしいとのこと。開発中のゲームが公開できるようになったため、実例をあげながら説明を行っていくそうだ。下記BXD公式サイトのコンタクトページから連絡してもらえば、BXDから折り返しで連絡するとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793