東京証券取引所は、3月15日、人工知能(AI)を活用したインターネットサービスの企画・開発・運営を行うHEROZの東証マザーズ上場を承認した。上場予定日は4月20日で、市場コードは、「4382」となる。主幹事証券はSMBC日興証券。
同社は、2009年に4月設立し、「mixi」向けアプリを複数リリースした後、2012年5月に人工知能を活用したスマートフォン向けネイティブアプリ『将棋ウォーズ』をリリースした。また、2016年4月にはポケモンとの協業により、人工知能を活用したスマートフォン向けネイティブアプリ『ポケモンコマスター』をリリース、同年12月にはバンダイナムコエンターテインメントと人工知能を活用した事業を行うための資本業務提携を締結している。
事業は、AI関連事業の単一セグメントとなるが、AIをBtoCビジネスとして展開する「AI(BtoC)サービス」と、AIをBtoBビジネスとして展開する「AI(BtoB)サービス」に分類される。それぞれの収益は、AIサービスの使用料やスマートフォンアプリでの有料課金収入となるが、AIは、継続的にデータを入力し、その結果をフィードバックして機械学習を続けることにより、その精度が高まっていくという性質を持つため、AIサービスを活用しているユーザーには継続利用するインセンティブが働くことになる。
直近の業績は、2017年4月期が売上高8億7700万円、経常利益9400万円、当期純損益9400万円。今期は第3四半期累計(5~1月)で売上高8億7100万円、経常利益3億300万円、四半期純利益2億2300万円となっている。
なお、今回の上場による新株発行を通じて、約5億6800万円を調達する計画としている。その使途は、高効率かつ安定的な機械学習アルゴリズムの開発を目的とした自社サーバの購入や、 機械学習や通信トラフィック増加に対応するための外部サーバ費用、高度なアルゴリズム開発のための技術研究に係る研究資金などとなっている。
また、想定発行価格は3640円で、上場時発行済株式数333万3839株で計算すると時価総額は約121億3500万円となる見通し。
【株主構成】
同社は、2009年に4月設立し、「mixi」向けアプリを複数リリースした後、2012年5月に人工知能を活用したスマートフォン向けネイティブアプリ『将棋ウォーズ』をリリースした。また、2016年4月にはポケモンとの協業により、人工知能を活用したスマートフォン向けネイティブアプリ『ポケモンコマスター』をリリース、同年12月にはバンダイナムコエンターテインメントと人工知能を活用した事業を行うための資本業務提携を締結している。
事業は、AI関連事業の単一セグメントとなるが、AIをBtoCビジネスとして展開する「AI(BtoC)サービス」と、AIをBtoBビジネスとして展開する「AI(BtoB)サービス」に分類される。それぞれの収益は、AIサービスの使用料やスマートフォンアプリでの有料課金収入となるが、AIは、継続的にデータを入力し、その結果をフィードバックして機械学習を続けることにより、その精度が高まっていくという性質を持つため、AIサービスを活用しているユーザーには継続利用するインセンティブが働くことになる。
直近の業績は、2017年4月期が売上高8億7700万円、経常利益9400万円、当期純損益9400万円。今期は第3四半期累計(5~1月)で売上高8億7100万円、経常利益3億300万円、四半期純利益2億2300万円となっている。
なお、今回の上場による新株発行を通じて、約5億6800万円を調達する計画としている。その使途は、高効率かつ安定的な機械学習アルゴリズムの開発を目的とした自社サーバの購入や、 機械学習や通信トラフィック増加に対応するための外部サーバ費用、高度なアルゴリズム開発のための技術研究に係る研究資金などとなっている。
また、想定発行価格は3640円で、上場時発行済株式数333万3839株で計算すると時価総額は約121億3500万円となる見通し。
【株主構成】
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382