ライトノベルおよびコミックを中心とした企画・編集およびアニメ、舞台、グッズ展開を担うコンテンツプロデュース事業を展開するTOブックス<500A>が2月13日付で東証スタンダード市場に新規上場する。
同社は、ティー・オーエンタテインメントの出版・劇場配給部門を前身とし、紙書籍と電子書籍の出版事業をより一層拡大することを目的として、2014年5月に設立された。その後、コミック・オーディオブック・アニメ・舞台などへと事業領域を広げている。
■業績概況
・2025年4月期実績
2025年4月期の業績は、売上高94億2600万円(前年度比7.9%増)、営業利益11億4900万円(同26.8%減)、経常利益11億4500万円(同27.1%減)、最終利益7億7500万円(同25.4%減)だった。
アニメ化タイトルを中心に書籍・コミックスの販売が堅調に推移し、2025年冬クールにはTVアニメ「没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた」の放送が開始されたこともあり、増収を達成したものの、前期の複数アニメ化による高採算収益の反動と本社移転に伴う一時的な費用負担により減益にとどまった。
・2026年4月期第2四半期実績
続く2026年4月期は、第2四半期累計(5~10月)業績で、売上高54億7400万円、営業利益9億300万円、経常利益9億300万円、最終利益6億3200万円と利益率が大きく回復している。
上半期についてはメディア展開が順調に推移しており、2025年夏クールにTVアニメ「水属性の魔法使い」と「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の放送が開始された。中でも「水属性の魔法使い」は、主要動画配信プラットフォーム12サイトでランキング1位を獲得するなど、次期売上への貢献が期待されるIPが育っているという。
■過去5期分の業績推移

■調達資金は人件費と広告宣伝費および販売促進費に充当
なお、上場に伴い、同社は48万6700株の公募と42万1800株の売出し、13万6200株のオーバーアロットメントによる売出しを予定している。上場時の発行済株式数は348万6700株となる。
想定発行価格3810円を基に算出した差引手取概算額は16億8098万840円となり、人件費と広告宣伝費および販売促進費として充当する予定だ。
会社情報
- 会社名
- TOブックス
- 設立
- 2014年5月
- 代表者
- 代表取締役 本田 武市
- 決算期
- 4月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 500A