ミクシィ次期社長木村氏「今後の方針は得意領域に資源を集中」 成功した『モンスト』と『ミクシィ』の共通点とは

 
ミクシィ<2121>の次期社長に内定している木村こうき氏は、この日(5月10日)開催の決算説明会で今後の経営方針は得意領域に資源を集中すると明かした。そのための事業ドメインをコミュニケーションサービスとして設定している。

コミュニケーションサービスとはどういったものだろうか。その例として同社の利益の基盤とも言える『モンスターストライク』と、同社の交流サービスである『mixi』を挙げた。両サービスは一見大きく異るサービスであるが、友人知人間のバイラル効果によって大きくなったサービスだ。

バイラルを意識してコントロールすることは困難だが、同社には自信があり、成功してきたという自負があるという。今後はその成功体験を元に、『モンスターストライク』を中心にしたデジタルエンターテイメント、『みてね』などメディア、その他スポーツ、ウェルネス、ライブエクスペリエンスといったサービスに資源を集中していくとのこと。
 
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
企業データを見る