【イベント】『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』謎に包まれていたルールがついに公開 最速体験会も7月15日に開催決定!
FGO PROJECTは、本日(6月13日)、ディライトワークスボードゲームカフェにおいて、2018年8月に第1弾の発売を予定している『Fate/Grand Order』の新規ゲームプロジェクト『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』の「ゲームルール発表会&プレイ体験会」を開催した。
【『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』とは】
ミニフィギュアとコマンドカードを用いて楽しめる「英霊召喚ボードゲーム」。『Fate/Grand Order』のバトルをモチーフにした戦略的なボードゲームで、ゲームに用いるミニフィギュアはスマートフォン向け FateRPG「Fate/Grand Order」内に登場するバトルキャラクターを完全再現している。
ミニフィギュアとコマンドカードを用いて楽しめる「英霊召喚ボードゲーム」。『Fate/Grand Order』のバトルをモチーフにした戦略的なボードゲームで、ゲームに用いるミニフィギュアはスマートフォン向け FateRPG「Fate/Grand Order」内に登場するバトルキャラクターを完全再現している。
本イベントでは、これまで謎に包まれていたゲームルールの発表や最新情報を公開した。本稿ではその模様をお届けする。
■ルール説明を交えたデモプレイを披露
▲左から塩川氏、木皿儀氏、小宮山氏
アニプレックス 小仲渉平氏をイベントMCに、ディライトワークスからはFGO PROJECT クリエイティブプロデューサー 塩川洋介氏が、ゲームルール開発協力として有限会社ワンドローから木皿儀隼一氏、小宮山桂太氏が登壇した。
最初の話題は開発へ至ったきっかけに。塩川氏は『Fate/Grand Order』のバトルシステムでもあるコマンドカードの選択について、「カード選択や個々のスキルが"アナログゲーム"との共通点でもある」と説明。アーケードゲームやVRなど、FGOの成長の過程にリアル体験でもあるアナログゲームとしての選択肢があがったという。また、スマートフォンにいたサーヴァントがリアルに手に入る興奮も本作の魅力と紹介した。
また、『Fate/Grand Order』を好きなユーザーはもちろんのこと、ボードゲームが好きなユーザーにも遊んで欲しいということで、ゲームの再現にこだわりすぎて、とっつきにくいゲームになっていないか、という点には注意したそうだ。なお、後述するゲームルールでは『Fate/Grand Order』に欠かせない要素である"宝具"やサーヴァント属性も現段階では実装されていない。
しかし、『Fate/Grand Order』の形を分かりやすく表現することには特にこだわったそうで、初心者でも『Fate/Grand Order』の魅力が伝わるように、『Fate/Grand Order』ユーザーにはコマンドカードの選択やマスター同士のバトルといった要素から、本作の魅力を体験してほしいと述べた。
●ルール説明/デモプレイ
対談を終えると、ルール説明も交えた塩川氏と小宮山氏によるデモプレイを披露した。
▲マップやプレイシートは公式サイトでダウンロードが可能となっている。「炎上汚染都市 冬木」のマップとなっているが、新マップなども検討しているとのことだ。
主なルールとしては、互いに3騎のサーヴァントを用意。相手のサーヴァントを全滅させるか、相手エリアのマスターエリアへ自身のサーヴァントが到達することが勝利条件となる。
なお、気になるパーティ構成だが、全体のコストは11となっており、決められたコスト内でサーヴァントを決定する必要がある。★5サーヴァントならばコストは5。マシュ・キリエライトはゲームと同様にコストが0となっている。
▲塩川氏はアーツチェインを主軸にしたアーツパーティ、対する小宮山氏はバスターチェインを主軸にしたバスターパーティ。実際の対戦では対戦相手のコマンドカード構成は公表しない。
ゲームは主に4つのフェイズを繰り返す。プレイヤーはフェイズ毎に実施できる行動を行う。
・スタートフェイズ
本作の上級ルールでのみ使用するフェイズ。このフェイズではサーヴァントに付属するスキルカードを使用できる。なお、上級ルールと一般ルールの違いはサーヴァントのスキルの有無だけとなっている。
・アクションフェイズ
サーヴァントの移動を実施するフェイズ。サーヴァントの移動は手札の該当するコマンドカードを1枚使用して行い、移動先に相手サーヴァントがいる場合は戦闘が発生する。なお、移動が行えない場合は手札を全て捨て、新たに5枚引く。
戦闘は手札のコマンドカードから3枚選択する。コマンドカード上部に記載された数値の合計で勝敗が決まり、同種類のカードによる各種チェインでは、合計数値へのボーナスが発生する。攻撃側/防御側で戦闘後の結果が異なり、特に重要なのはサーヴァントの消滅が発生する防衛時の敗北。次の戦闘に備えてアーツチェインを発生させるのか、その場の戦闘を勝つために強力なコマンドカードを切るのか、プレイヤーの腕が問われる。
・チャージフェーズ
手札を5枚にするようにドローするフェイズ。自身の山札がなくなった場合はトラッシュカードの中から1枚を除外し、シャッフルして新たに山札とする。ゲームが長引くに連れて、特定のサーヴァントのコマンドカードがなくなってしまう、といった状況も発生するため、どのカードを除外するのか、慎重に決定する必要がある。
以上のフェーズを終了すると、相手のターンへと移る。
デモプレイを終えると、最後に本作のメインビジュアルが公開。また、7月15日にはユーザー体験会の開催も決定した。
●『Fate/Grand Order Duel –collection figure-』メインビジュアル (イラスト:hakus)
●最速体験会
第1弾の発売に先駆け、最速先行体験会の開催が決定。一足早く『FGO Duel』を遊べるほか、メインビジュアルを使用したオリジナルグッズの販売も予定している。入退場は自由となっているが、体験会の参加には事前抽選が必要となっている。(応募締切:2018年6月27日(水)23:59)
開催日時:2018年7月15日(日) 11:00-17:00(予定)
最速先行体験会:【1部】12:00 START/【2部】15:00 START
体験会の抽選応募サイト:http://duel.fate-go.jp/event/
会場:秋葉原UDX AKIBA_SQUARE(東京都千代田区外神田4-14-1)
以上の発表を終えると最後に塩川氏から「まずは体験会、そして8月、9月の発売で様々なユーザーに遊んでもらいたい。戦略性も高いことから、好評であれば大会の開催も検討しているし、拡張パックといったアップデートも考えている」と、本作における期待と展望が語られた。
【『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』概要】
・タイトル名 Fate/Grand Order Duel -collection figure-
(フェイト/グランドオーダー デュエル コレクションフィギュア)
・ジャンル 英霊召喚ボードゲーム
・販売内容 ミニフィギュア1 騎(ランダム)+コマンドカード 5 枚 他
・価格 1,200 円(税込)
(取材・文:間浩人)
■『Fate/Grand Order Duel –collection figure-』
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
会社情報
- 会社名
- FGO PROJECT