VRサービスのハコスコは、360°カメラと360°映像配信サービスを組み合わせ、360°映像の撮影からWebページ埋め込みなどの共有までを、一気通貫で手軽に行えるVR配信ソリューション「ハコスコUP!」の提供開始を発表した。
360°映像はここ1〜2年で、Insta360 ONEなどコンシューマー向け360°カメラの発売により、高品質の360°映像を誰でも手軽に撮影することが出来るようになった。しかし、撮影した映像の取扱いは依然ハードルが高く、事業者がWebページなどに360°映像を掲載・共有するには、煩雑な手間がかかる。
「ハコスコUP!」はそういった手間を省き、手軽に撮影から配信・共有まで行うことで、360°映像による映像共有やVR体験をより身近にしていくことを目指すという。また、「ハコスコUP!」では不動産物件やホテル、式場・会場などの施設情報を行うメディア事業者にも、手軽に既存サイトに360°映像を追加できるサポートも行っているとのこと。
ハコスコUP!での360°映像共有ステップ:
1) Insta360 ONE等の
360°カメラで撮影
2) Insta360アプリから
ハコスコストアにアップロード
3) 共有方法の選択
コード取得
4) SNSやホームページへの
コード埋め込みによる共有
今回の「ハコスコUP!」のリリースにあたり、ハコスコ社ではInsta360との技術提携を行い、iPhoneで簡単に360°静止画が撮影出来るクリップ式レンズ「ハコスコ PanoClip」(税別 4,500円)の発売、Insta360 ONEやPanoClipアプリと360°映像配信プラットフォーム「ハコスコストア」の連携を実施する。
Insta360製品で撮影した360°映像をそれらのアプリから、直接ハコスコストアにアップロードできるようになった。
「ハコスコUP!」は無料で利用開始でき、だれでも今すぐ始められる。1Gを超える大容量ファイルの利用、ライブ配信や課金販売機能など、高度な配信機能を利用する事業者や制作者の方には、有料プラン(Pro/スタンダード)を用意している。なお、有料プランを申し込みした人は、「ハコスコ PanoClip」無料で提供する。
・プランと料金表
サービスのお申し込みページから
・360°映像配信機能
「ハコスコUP!」の配信機能は360°映像配信プラットフォームの「ハコスコストア」を利用しており、8K3Dの超高画質の静止画と動画配信に対応している。
ハコスコストアでホストする映像は専用アプリ「ハコスコアプリ」だけでなく、ブラウザでのWeb再生にも対応していますので、Oculus GoやHTC VIVEなどブラウザ対応のヘッドマウントディスプレイを用いた多様な再生環境で3D視聴が可能となる。
・ハコスコストア機能:
360°静止画・動画の配信(8K、3D対応)SNSへの共有機能
Webブラウザへの画像埋込再生機能
バーチャルツアー機能(アプリのみ対応、Web対応は年内リリース予定)
カスタムURLスキームを用いた、コンテンツへのダイレクトURL機能
PINコードを用いた限定配信機能
コンテンツの課金販売機能
インタラクティブな再生コントロール機能(ジャンプ機能等)
360°3Dライブ配信機能
アクセス解析機能
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