アクセルマーク<3624>は、本日(7月4日)、開発中のブロックチェーンゲーム第一弾『コントラクトサーヴァント -CARD GAME-』(CSCG)のゲームシステムを公開した。
本作は、Ethereumにおけるスマートコントラクトの1つであるERC-721に準拠して開発されたトレーディングカードゲーム。ERC-721はNFT(Non-Fungible Token)と呼ばれ、その特徴は全てのトークンが別々の個性を持ち、複製できない点にある。 これを利用し、本ゲームのサーヴァント(カード)情報をトークンとして管理することで、ユーザーのサーヴァント(カード)のステータスが異なる、 代替え不可能な資産となる。
従来のトレーディングカードゲームでは、ゲーム運営会社によりカードが発行され、 その組み合わせでデッキ編成を行うことが基本だった。同一カードのステータスは均一化されており、ゲーム内でパフォーマンスが出やすいデッキ構成はユーザー同士で似通ったものになりがちだった。また、確率でアイテムを獲得する手法を採用しているゲームでは、 戦術の実行に至るまでの難易度が高い状況も生まれている。
本作では、ユーザーがカードから新たなカードを生み出し、 新しい戦術を創造することができる。生み出される全てのカードは異なるステータスを持つ。カードが生まれた瞬間からサーヴァントの見た目、行動する順番、攻撃範囲、スキルなどが暗号文字列により決定されるという。さらにユーザーが必要と考えたステータスのカードをマーケットから選んで購入できるため、最速で戦術を完成させることができる。
これまでにないデッキ戦略と、 サーヴァントの真の価値を見抜く“目利き”がユーザーに求められるゲームとなるとのこと。
・快適なゲームプレイ環境の提供
本ゲームはレスポンシブWebデザインを採用しており、 パソコンのほかスマートフォンでもプレイ可能。様々なデバイスにおいてブロックチェーン情報をゲーム内で素早く表示させるため、 トークンやオークション情報をレプリケーション※することでデータアクセスの効率化を図り、 快適なゲームプレイ環境を実現。さらに市場のGas価格をリアルタイムで監視し、 ゲーム内でトランザクションを送信する際にGas価格をユーザーに提案する機能を実装する。
※レプリケーション:データベースを別のデータベースに複製して同期すること
・ブロックチェーンゲーム初心者向けゲーム体験の向上
非トークンのサーヴァント(カード)を実装することでETH※を所持していないユーザーに対し、 ゲームを体験出来る仕組みを導入する予定。また、ゲストモードではブロックチェーンゲームをプレイする際に必要となる「メタマスク」や「ウォレットブラウザ」無しでゲームの一部を体験できる。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624