ユニティ、ゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2018」の一部大会ルールの改定と審査員を発表



ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、高校生・高専生(3年生以下)、小・中学生を対象としたゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2018」の一部大会ルールの改定を行うとともに、審査員を発表した。

Unityインターハイとは、高校生・高専生(3年生以下)の学生を対象としたUnityおよびプログラミング技術習得の奨励、才能の発掘を目的として行われるゲーム開発の全国大会。Unityインターハイは2018年で第5回を迎え、参加校や開発チームは年々増えているという。他校の学生と開発チームを結成したい!という声に応えるため、2018年大会では所属する学校に関わらず、自由にチームメンバーを結成できるようになるという。


募集資格
・西暦2000年4月2日以降に生まれ。
・チームでの応募も可能。チームメンバーの人数制限はない。
・チームメンバーの構成員全員が、同じ学校に所属している必要はない。
・正式登録する代表者はリーダー1名、メンバー2名まで。
・Web掲載やプレゼン発表会出場で名前が公開されるのは代表者3名となる。
・作品開発のテーマはない。自由に作品を開発できる。


作品申し込みの注意点など詳細についてはUnityインターハイ2018公式Webサイトから確認してほしい。


プレゼン発表会審査員
山本 正美 <ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイドスタジオ>
JAPAN Studio プロダクトデベロップメント部クリエイティブディレクター
クリエイターオーディション「ゲームやろうぜ!2006」「PlayStation CAMP!」を主宰。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズのプロデュースを経て、『TOKYO JUNGLE』『rain』などを生み出す。外部制作部長として、『ソウル・サクリファイス』『フリーダムウォーズ』『Bloodborne』をプロデュース。最新作はPlayStation VRタイトル『V!勇者のくせになまいきだR』。

千葉 慎二 <日本マイクロソフト株式会社>
コマーシャル ソフトウェア エンジニアリング/エバンジェリスト
ハドソン中央研究所で様々なゲームのベースシステムを開発後 Microsoft に転職。ゲーム機向けの組み込み Windows OS の開発を経験し、Xbox 初期メンバーの一人として Original Xbox, Xbox 360, Xbox ONE の技術サポート、SDK 開発などを行う。近年は Kinect, HoloLens といった新しいテクノロジーを啓蒙するエバンジェリストとして活躍し、研究者や学生向けの支援活動を担当。

鳴海 拓志 <東京大学大学院>
情報理工学系研究科・講師
拡張現実感技術で食品の見た目と匂いを変化させることで味を変える「メタクッキー」、同様に食品の見た目の大きさを変化させることで満腹感を操作する「拡張満腹感」など、バーチャルリアリティ技術と認知科学・心理学の知見を融合することで人間の五感や能力を変化させる人間拡張技術の研究に取り組む。博士(工学)。

五十嵐 悠紀 <明治大学> 
総合数理学部・准教授
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了.博士(工学).コンピュータグラフィックス分野の研究者。特に,ぬいぐるみやビーズデザインなどの手芸作品を初心者でも簡単に設計ができるシステムを研究・開発してワークショップを展開している。書籍『AI時代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55』(河出書房新社)も出版。 JST さきがけ研究員,IPA未踏事業プロジェクトマネージャ兼任。

玉城 絵美 <H2L株式会社>
H2L創業者/博士/JSTさきがけ研究員/早稲田大学准教授
コンピュータからヒトに触感や身体感覚を伝達するHCI研究とその普及を目指し、コンピュータがヒトに手の動作を制御する装置PossessedHand、世界初触感型ゲームコントローラUnlimitedHandを発表。日経ウーマン ウーマンオブザイヤー準大賞をはじめ、多くの賞を受賞。内閣府 総合科学技術・イノベーション会議, 科学技術イノベーション政策推進専門調査会にて第5期科学技術基本計画の総合戦略に関する委員を務める。2018年 内閣府STEM Girls Ambassadors に任命。

簗瀬 洋平 <ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社>
プロダクト・エヴァンジェリスト
SCE、ゲームリパブリックなどでゲームデザイナ/シナリオライタとしてゲーム制作に携わる。主なプロジェクトは「ワンダと巨像」「魔人と失われた王国」など。2012年よりスクウェア・エニックスでリサーチャーに転進、現在はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社で学術・教育方面を担当しつつ研究者として活動。


1次予選審査員
北尾 雄一郎 <ジェムドロップス株式会社>
代表取締役
「求められる物は創らない それ以上の物を創る」という信念のもとにゲーム制作会社「ジェムドロップ」を2013年に設立。面白そうなプロジェクトであれば、VR、家庭用、スマートフォンとハードウェアやジャンルは関係なくゲーム制作に取り組む企業のスタジオディレクションを担当。過去には、日本一ソフトウェア、トライエース等にて20年以上ゲーム業界のエンジニア、ディレクター、プロデューサーとして多方面で活躍。

渡辺 雅央 <2Dファンタジスタ>
代表
10数年家庭用ゲーム機での本格的なゲーム開発を経験したのちにカジュアルなゲームを制作する集団、2Dファンタジスタを設立。独立後に制作したゲームは世界中で受け入れられ、ダウンロード数は累計1,200万本を越える。

三上 浩司 <東京工科大学>
メディア学部・教授
日商岩井株式会社にて家庭用ゲーム機の通信対戦サービス(X-BAND)の立ち上げに従事。アカデミックな世界に移り主に3DCGを利用したアニメや、ゲームの制作技術と管理手法の研究に従事。本格的なゲーム開発者育成カリキュラムを大学で実施し、多くのゲームクリエイター、CGアーティストを世に生み出す。芸術科学会会長、日本デジタルゲーム学会理事CEDEC運営委員ほか。博士(政策・メディア)慶應義塾大学。

栗原 一貴 <津田塾大学>
学芸学部情報科学者准教授/クーリード株式会社社外CTO
物議を醸すものづくりを得意とする情報科学者。おしゃべりを邪魔する銃SpeechJammerで2012年イグノーベル賞を受賞。テトリスで遊ぶだけで3Dプリンタ用のモデリングができるTetris 3D Modeler、NASAやGoogleの衛星写真から顔検出技術によって人面岩を自動的に探すgeoface project、忙しい人のために常軌を逸した高速鑑賞を可能にする動画プレイヤー2FFなどを手がける.MashupAwards2016最優秀賞、第25回暗黒星雲賞次点入賞。著書に「消極性デザイン宣言」がある。

橋本 直 <明治大学>
総合数理学部 先端メディアサイエンス学科・准教授
実世界における体験をコンピュータでより楽しくすることをテーマに、ARでロボットを遠隔操作するシステムや口元の外観を変えられるマスク型デバイスなど、さまざまなソフトウェア・ハードウェアの研究を行っている。エンタテインメントへの応用にも興味があり、自走式ディスプレイを用いたゲームシステムやプリンタ型物語再生装置などを開発している。博士(工学)。

又吉 康綱 <明治大学>
総合数理学部 先端メディアサイエンス学科・学生
高校時代からプログラミングを独学で学び、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科に推薦合格。現在、手書き文字を平均化することによってきれいにするWebシステム「mojirage.com」を開発、運営し研究している。また、縮減現実を用いた新スポーツ「D-Ball」の開発を手がける。Unity 日本語リファレンスチェックもしている。

平井 龍之介 <東京大学>
教養学部・学生
「Summer Fest Arcade」でUnityインターハイ2016準優勝を獲得。その時言われた「東大に来い」の言葉を馬鹿正直に受け、東京大学受験を試みる。かろうじて東京大学に進学し、現在はサークル「UTVirtual」などでゲームやVR体験の製作に取り組み、最強を目指している。

安原 広和 <ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社> 
Game Designer / 東京工科大学メディア学部・特任准教授 
セガエンタープライゼズ社にて「Sonic The Hedgehog」を開発したのち渡米、NaughtyDog社にて「Jak and Daxter」シリーズ「Uncharted」を手掛ける。北米ナムコバンダイゲームズ社、北米任天堂関連スタジオを経て現在ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社で教育関連事業に従事する。東京工科大学メディア学部特任准教授。


 

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