ボルテージ、18年6月期はソフトウェア資産について約1億円の減損損失を計上 期末配当は無配 役員報酬の減額と自主返上を実施へ

ボルテージ<3639>は、8月14日、2018年6月期において特別損失(減損損失)を計上するとともに、期末配当を無配とすることを発表した。

また、こうした状況を受けて、役員報酬を減額するほか、申し入れを受けた監査等委員報酬の一部返上も実施する。

特別損失は、同社が保有する固定資産(ソフトウェアなど)について、将来の回収可能額を慎重に検討した結果、1億300万円の減損損失を計上するもの。さらに最終損失として13億2800万円の赤字を計上する厳しい決算を受けて、未定としていた2018年6月期の期末配当を無配とすることとなった。

なお、こうした状況を受けて以下の通り、役員報酬の減額と自主返上を実施する。

(1)減額の内容
代表取締役会長兼社長 津谷祐司 月額報酬の50%
取締役副会長 東(津谷)奈々子 月額報酬の50%
取締役副社長 北島健太郎 月額報酬の35%
取締役 松永浩 月額報酬の30%

(2)自主返上の内容
監査等委員である取締役(3名全員) 月額報酬の10%

(3)対象期間
2018年9月から209年8月までの12ヶ月間 
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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