BitStar、総額13億円の資金調達を実施 インフルエンサーが活躍できるインフラ構想を加速へ 事業会社と戦略的協業も推進



BitStarは、グローバル・ブレインをリードインベスターとする総額13億円の資金調達を実施したことを明らかにした。これにより、インフルエンサーが活躍できるようなインフラである、広告、プロダクション、メディア制作の3領域とテクノロジーに注力していくとともに、各事業の人材採用も強化する。

第三者割当増資の引受先は、既存株主であるグローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、ABCドリームファンド1号投資事業有限責任組合の他、コロプラネクスト6号ファンド投資事業組合、Wright Flyer Live Entertainment、INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合、Makers Fund、朝日新聞社、名古屋テレビ・ベンチャーズとなる。併せて銀行からの融資により、今回の資金調達を実施したという。

BitStarでは、「インフルエンサーが活躍できるインフラを創る」というビジョンを実現するためにBitStarテクノロジーの強化、事業間連携、戦略的協業の3つの経営方針を掲げている。今回の資金調達により、特に事業会社との「戦略的協業」を推進し、ビジョン実現の推進、コンテンツ産業におけるメガベンチャーを目指すという。
 


協業が該当する事業群は以下のとおり。


インフルエンサーと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」
3,000名が登録し日本最大の広告取引数を実績とするプラットフォーム。インフルエンサーを職業として成立させるために様々な仕事を継続的に提供する。協業先とインフルエンサーの広告販売を加速させる。


プランニング・分析ツール「Influencer Power Ranking」
代理店やマーケターを中心に500社に利用されている月額制のプランニング・分析サービス。不明確なインフルエンサーマーケティングを科学し戦略的なマーケティングを可能にする。協業先と販売を加速するとともに共同商品の開発を推進する。


インフルエンサーと共創するメディア制作事業
テレビ局などのメディア企業様と協業したYouTubeチャンネルを運営。IPコンテンツの創造を目標としてマルチメディアへの展開を予定。協業先とメディアの共同運営を増やしていく。


インフルエンサープロダクション「E-DGE」
BitStarから選抜されたYouTuberを中心とするプロダクション。現在クリエイターのフォロワー数が合計1,000万を越え、若者中心に人気拡大中。協業先と次世代スターの創出を加速させる


ファンコミュニティサービス「costar」
ファンと共創するコミュニティをコンセプトとしたファンコミュニティサービス。8月のアプリ化、コミュニティ機能の増強により、協業先と利用者数の拡大を推進する。


バーチャルYouTuber事業
個性的で可憐な集団を目指した11名の2D VTuberグループ「アマリリス組」をはじめ、今後は3D VTuberを展開していく。協業先とIPキャラクターの創出を推進する。