レビューツール「Brushup」が3Dレビューをリリース…Mayaで制作された3DCGのレビューやフィードバックがブラウザ上で可能に

Brushupは、8月29日、レビューツール「Brushup」の3Dレビューをリリースした。これまではイラストや写真などのイメージ画像、動画、ドキュメントファイル、音声ファイルなどのレビューが可能だったが、今回、Mayaで制作された3Dデータにも対応したとのこと。

ゲーム業界の 3D 制作ソフトで国内外で圧倒的なシェアを占めるオートデスク社の Maya 。Maya を所有していない人がMayaで制作された3Dコンピュータグラフィックス(3DCG)を確認する場合、イメージをキャプチャしたものを確認するか、Maya がインストールされている端末のところまで行って確認するしかなかった。

今回のリリースで、Mayaを所有していない人もブラウザ上で 3DCGが確認できる。マウス操作のみで、3D回転、拡大縮小、アニメーション、ライティング、シェーダー、マテリアルなど、さまざまな切り替えが可能だ。3DCG 制作の知識がなくてもストレスなく利用できるという。
 


また、3DCG に場所を示してコメントができるため、テキストだけのフィードバックに比べて、修正指示などの内容や意図が格段に相手に伝わやすくなるという。そのため、3DCG の制作現場の生産性向上に大きく貢献することができる、としている。