Supercellは、10月1日、『クラッシュ・ロワイヤル』でゲームバランスの調整を行うと発表した。今回のバランス調整では、ロイヤルジャイアント、ゴブジャイアント、アイスウィザードなどを見直したという。
調整内容は以下の通り。
ロイヤルジャイアント: 射程を6.5から5.0に縮小、ダメージを60%増加、配置時間を2秒から1秒に短縮(変更の理由は動画を確認しよう)
ゴブジャイアント: ヒットポイントを6%増加
ボムタワー: ダメージを5%増加
ゴブリンの小屋: 生成速度を5秒から4.7秒に変更
スケルトン部隊: スケルトンの数を14体から15体に増加
ローリングバーバリアン: タルが転がるスピードを加速、バーバリアンが飛び出すタイミングが早くなる
巨大雪玉: スローダウンの効果時間を2秒から2.5秒に延長、ダメージを10%増加
アイスウィザード: スローダウンの効果時間を2秒から2.5秒に延長
■今回の変更について
ロイヤルジャイアント: 射程を6.5から5.0に縮小、ダメージを60%増加、配置時間を2秒から1秒に短縮
ロイヤルジャイアントは、アリーナバトルでの活躍に比べ、チャレンジで劣勢に立っていた。そのため、ロイヤルジャイアントがどこでも活躍できるように、性質から変える必要があると考えたという。ロイヤルジャイアントはすぐにタワーをロックオンしている。彼のカードレベルが高い場合、到底止めることができない。そこで、射程を短くすることで、ロイヤルジャイアントがタワーを攻撃し始めるまでの防衛をしやすくしている。ただし、そのかわりにダメージを増強したとのこと。
ゴブジャイアント: ヒットポイントを6%増加
今アリーナで1番新しいこのカードは、ゴブリンたちが親分に期待していたものよりも少し脆かったようだ。ハンバーガーをあと何個か食べさせることで、彼はもっと攻撃に耐えられるようになるし、そのベタベタの手をタワーに届かせることができるとのこと。
ボムタワー: ダメージを5%増加
Supercellはボムタワーをもう少し活躍させたいと思っていたようだ。今回ダメージを増加することによって、1つカードレベルの高いゴブリンを倒せるようになるという。
ゴブリンの小屋: 生成速度を5秒から4.7秒に変更
数ヶ月前に槍ゴブリンの性能を変更して以来、ゴブリンの小屋は悪戦苦闘してきた。稼働時間を短めのままにしておくことで、アリーナにゴブリンの小屋が溢れかえらずに済む。ただ、もう1体多くゴブリンを出現させることができるようになれば、ゴブリンの小屋は稼働時にもっと活躍できるようになるだろうと考えている。
スケルトン部隊: スケルトンの数を14体から15体に増加
ラリー、ハリー、ゲリー、テリー、マリー…などなど
ローリングバーバリアン: タルが転がるスピードを加速、バーバリアンが飛び出すタイミングが早くなります
2コストに変更して以来、ローリングバーバリアンの勝率は上昇した。しかし、よく使われている呪文カードに取って代わる存在にはまだなっていないようだ。より速く転がり、より早くバーバリアンが飛び出るようになるので、よりローリングウッドのように使えるようになるという。
巨大雪玉: スローダウンの効果時間を2秒から2.5秒に延長、ダメージを10%増加
クラロワではザップによる0.5秒の気絶効果がとても人気があるそうだ。ザップに代わることができるような、スローダウンの効果時間が長いカードがなかったことが一因だと考えている。ダメージを増やして、スローダウンの効果時間を伸ばすことで、巨大雪玉が活躍する機会が増えると思います。特に、ディガーデッキでの使用は良い使い道になる。
アイスウィザード: スローダウンの効果時間を2秒から2.5秒に延長
こちらはユーザーの投票によって決まった調整点になる。これまでは、エレクトロウィザードとアイスウィザードの一騎打ちが起こると、エレクトロウィザードの気絶効果が長いため、アイスウィザードのスローダウンの効果が効かない状態だった。スローダウンの効果時間を伸ばすことで、アイスウィザードが気絶効果を受けても、ノックバックをしてもスローダウンが効いたままになる。
その他の変更点
不具合の修正:呪文によるダメージが効かなくなる不具合の修正
前回のアップデートで、ゴーレムやラヴァハウンド、スケルトンバレルなどが破壊された時に、タワーからの攻撃が周りのサポート役のユニットに移るように仕様を変更した。この変更により、攻撃を受けなくなる時間が一瞬発生するようになっていた。今回のバランス調整で、この不具合を修正する。
■『クラッシュ・ロワイヤル』
© 2016 Supercell Oy
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