IDC Japanは、4~6月期の国内PC出荷台数は、震災の影響でマイナス成長だった1~3月期から一転し、前年同期比2.9%増の376万台になった、と発表した。その内訳は、ビジネス市場が2.4%増の174万台、家庭市場は3.4%増の203万台だったとのこと
同社では、ビジネス用は東日本大震災の影響が残ったものの、企業の需要が回復し、家庭市場では、PCの単価が下がり、需要が刺激されたことが主な要因と分析している。
第3四半期の見通しについて、IDC Japanは、出荷台数は4.1%増になると予想している。7月のアナログ放送の終了に伴い、地デジチューナー内蔵オールインワンタイプのデスクトップの需要が喚起されているとの見方を示した。