<公式レポートを編集して掲載しています>
iOS/Android向けアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム・Tokyo 7th シスターズが、2018年10月20日(土)・21日(日)に幕張メッセイベントホールにて4th Anniversary Live『Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe』を開催した。Tokyo 7th シスターズは今年7月20日(金)に日本武道館のでメモリアルライブを超満員の大成功で終了したばかりで、その勢いの冷めない内に開催された4thライブでも約1万2千枚のチケットをソールドアウトさせ訪れたファンである支配人達を熱狂の渦で満たした。
「Tokyo 7th シスターズ」は西暦2034年の“アイドル氷河期と呼ばれる時代”に、次世代アイドル劇場型スタジオ『スリーセブン(通称ナナスタ)』の二代目支配人となり、新たなアイドルを育てプロデュースしていくゲーム。今回の2Daysライブには2日合わせて全てのユニットが出演し、4周年を経たナナシスの集大成と言える白熱のライブ繰り広げた。初日の模様をお届けする。
開演を待ち支配人たちが騒めく会場内に、会場諸注意アナウンスとしてセブンスシスターズの若王子ルイ(CV:川﨑芽衣子)の声が流れ出すと、会場には大きな歓声が広がる。その熱気を維持したまま、お馴染みの現在から日付が進んでいくカウントアップのオープニングムービーへと場面は移り、カウントアップされた日付が2034年に達すると、青空をバッグに777☆SISTERSが登場しライブはついに幕をあけた。満を持しての1曲目は、10月10日(水)にリリースされたばかりの新曲『MELODY IN THE POCKET』だ。もはやナナシスのライブでお馴染みとなった生バンドによる演奏によって奏でられる臨場感抜群のサウンドは、ステージ上のアイドル達の魅力を相乗効果でさらに引き出し、その勢いのまま『STAY☆GOLD』・『Cocoro Magical』が続けて披露される。『Cocoro Magical』ではナナシス初のトロッコに乗ってのステージも披露された。1台に3人ずつ、計4台のトロッコに乗った12人のメンバー達が客席の周りを巡りながら輝くような笑顔で歌を披露する様は正真正銘アイドルで、4年間の成長を感じさせつつ支配人達との一体感も満載なステージとなった。
3曲の披露が終わるとMCステージだ。メンバーそれぞれの自己紹介やフェス形式である今回のライブの説明を行い次のユニットへとバトンを繋げる。フェスの形式にのっとった次のアーティストへと繋げるムービーが挟まり、次に登場したのはレジェンドアイドル、セブンスシスターズだ。スクリーンにセブンスシスターズの名前が表れた時の会場の熱気はすさまじく、流石はレジェンドといった所。登場した彼女等は出だしからギアマックスで『PUNCH'D RANKER』・『WORLD'S END』を披露。セブンスシスターズは昨年開催された幕張メッセでの3rdライブ以来の登場となるので、この2曲はライブが初のお披露目となる。『WORLD'S END』のジャケットイラストにて各メンバーが着ている服をイメージした新衣装はクールでパンキッシュなもので、その衣装に相応しく曲の攻撃力も最高潮に高くライブの醍醐味が満載のステージだった。2曲の披露が終わると自己紹介を兼ねたMCへ。冒頭はキャラとして話をしていた彼女等だが、後半からはキャスト本人達によるMCとなった。MCでは今日の日を迎えた感想や新しい衣装など様々な話題が飛び交い、ライブで張り詰めた空気を良い具合にほぐしてくれる楽しい時間となった。MCで話されたのだが、メンバーはそれぞれキャラクターをイメージしたロゴタトゥーのシールを体のどこかに貼っているということで、それぞれのどこにタトゥーがあるのかライブを観ながら探すという楽しみも提供してくれた。
MCが終わってもセブンスシスターズのステージはまだ終わらない。次に披露されたのはナナシスの始まりの楽曲でもある『Star☆Glitter』からの『Sparkle☆Time!!』だ。こ気味良いギターのカッティングとベースのスラップに牽引された『Sparkle☆Time!!』では、再びトロッコが登場しサーカスの様に賑やかで華やかなステージが披露される。明るい2曲が終わるとセブンスシスターズ最後の曲だ。ラストソングは前の2曲の明るい雰囲気をぶち破っての『SEVENTH HAVEN』。曲始まりに特大の炎が吹き上がり、曲中ではレーザーが飛び交う、まさに伝説的な貫録を持つ『SEVENTH HAVEN』。元々限界を突破し次のステージへと誘ってくれるかのような力を持った楽曲だが、この日のステージではさらに磨きがかかっており、ライブ前半戦ながらも会場中が最高潮まで盛り上がる熱い一幕となった。
セブンスシスターズが退場すると、ムービーを挟んで片想いユニットCi+LUSの登場だ。披露したのは勿論『アイコトバ』・『シトラスは片想い』の2曲。先日の日本武道館にて実施したメモリアルライブでライブデビューを飾ったばかりのCi+LUSだが、そのステージングには危うい所は既に見当たらない。『アイコトバ』のサビ前の「仕舞っておく音(ネ)」と「届けたいの意(イ)」は二人のあまりのキュートさに会場中が悩殺され、さらに『シトラスは片想い』では会場全体で「ピース!」の大合唱が起こり、悪戯で甘酸っぱいCi+LUSの世界観に会場の支配人達はもれなく魅了され、会場中がCi+LUS一色になるステージとなった。
Ci+LUSのステージ終了後、バトンを引き継いで登場したのは10月10日(水)に発売されたシングル『MELODY IN THE POCKET』のカップリング曲『ラブリー♡オンリー』でデビューしたばかりのアレサンドラ・スース(CV:大西沙織)と臼田スミレ(CV:清水彩香)による臨時ユニットSU♡SUTA(きゅうとな)だ。SU♡SUTA(きゅうとな)はCi+LUSに対抗して結成されたという由来があるので、この登場順にはニヤリとさせられた支配人も多かったことだろう。披露してくれた『ラブリー♡オンリー』では、Ci+LUSよりも悪戯感を増しつつも同じように恋する女の子の気持ちを見せつけてくくれた。衣装もその雰囲気に合わせてハートの尻尾があしらわれていたのがとても可愛らしかった。
続いてはLe☆S☆Caの登場だ。デビュー当初から初々しさを武器に戦ってきたLe☆S☆Caも、もうライブ登場は5回目ですっかり常連ユニットとなった。ステージングも回数をこなすにつれてどんどん上達していき、もはや危なっかしさとは無縁であるにも関わらず初々しさを失っていないのは、彼女達の魅力のなせるわざだろう。前半2曲『ひまわりのストーリー』・『タンポポ』からのMCを挟んでの『トワイライト』・『YELLOW』の4曲を披露。明るい前半からの切なさの込められた『トワイライト』は落差もあって心の深い所まで響く深みがあり、そこから支配人へのお礼のメッセージを挟んで披露された『YELLOW』では、トロッコに乗って会場中を巡り幕張メッセを黄色く染め上げ、歌詞「特別な言葉なんていらなかったね」とある通り、素朴ながらも輝くようなステージだった。
続いては777☆SISTERS派生ユニットのステージで、NI+CORAとSiSHが順に登場。NI+CORAは紫を基調とした新衣装を纏ってポップアップからクールに登場し、『CHECK'MATE』・『You Can't Win』と攻撃力全開のセットを披露。『CHECK'MATE』で会場中をノックアウトした後の『You Can't Win』の「BQN!!」は会場中から大歓声で迎えられた。次に登場したSiSHは『さよならレイニーレイディ』・『プレシャス・セトラ』と雨の後の青空の様な爽やかなセットを披露。今回の衣装はいつものかっこいいお姉さんっぽい物では無く、キャラカラーのスカートに水玉をあしらった可愛らしい物で、曲間のMCでも前回の幕張メッセで披露されたモデル歩きを再現したりと楽しいステージを展開。『プレシャス・セトラ』では会場中の大きなクラップから始まってのトロッコステージが繰り広げられ、SiSHの新たな魅力が発揮されたステージとなった。
そうして舞台はバンドゾーンへ。大音量のハウリングが鳴り響く中クールに登場したのはThe QUEEN of PURPLEで、初っ端『Clash!!!』を披露。『Clash!!!』は先日の日本武道館メモリアルライブでサプライズ披露された新曲だ。曲名の通り余計なものを全てぶち壊してくれるようなロックナンバーで、吹き上がる炎と呼応するかのようにステージ上も客席も燃え上がった。続いて『Fire and Rose』、MCを挟んで『TRIGGER』と持ち曲の全てと持てる力の全てをぶちかましてくれた。楽器を手にクールにだが熱くステージを縦横無尽に駆ける彼女等の姿はまさに「ロックンロール」そのものであった。
だがバンドゾーンはこれで終わりではない。ムービー後はポップアップから4Uが登場。が、先ほどのクールなQOPと違い全員がハートのサングラスを装着し、さらにドラムの佐伯ヒナ(CV:長縄まりあ)は大量のポップコーンを手にしての登場と相当にコミカルだ。だがそのコミカルさは楽曲のクオリティには何ら悪影響は与えず、4人目のメンバー達と共に強烈な3曲『Crazy Girl’s Beat』・『TREAT OR TREAT?』・『ROCKな☆アタシ』を立て続けに披露。4Uと言えば2018年1月・2月に大阪と東京で行った単独公演が記憶に新しいが、この日の4Uはあの日に負けず劣らずテンションが高い。『Crazy Girl’s Beat』では歌詞の「セクシーランジェリーよ」の大合唱が巻き起こったりと、4U節も全開だ。MCを挟んでその後に披露された『メロディーフラッグ』・『Lucky☆Lucky』ではその上がった熱量が見事な一体感を持って発揮。ライブでのキラーチューン『Lucky☆Lucky』では誇張でもなんでもなく会場を揺らす「ラッキラ」コールが巻き起こり、4人目のメンバー達と共にこの日も4Uは熱く滾る4Uのロックをかき鳴らしてくれた。
そうしてライブももう終盤戦だ。ムービーを挟んで777☆SISTERSが再登場してラストスパートとして『KILL☆ER☆TUNE☆R』『H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!』そして『FUNBARE☆RUNNER』を披露。ここで披露された3曲はライブでの定番にして鉄板ソングで、『KILL☆ER☆TUNE☆R』では冒頭の「1,2,3」のカウントから「2034!」のカウントまで会場一体での大合唱となった。『FUNBARE☆RUNNER』では前半をトロッコに乗ってメンバー達が会場中を巡り、後半では会場の支配人達から受け取った熱気のバトンをステージ上で昇華させ、ナナスタシスターズを代表するユニットとしての格を見事に見せてくれた。
そうして舞台は一度閉じられ、会場が暗転して告知ムービーが流れ出した。この日告知された新情報は
・「2019年3月 Ci+LUS 2ndシングル発売決定」
・「2019年5月 The QUEEN of PURPLE 1st ミニアルバム発売決定」
・「2019年6月9日Zepp Tokyo、6月14日Toyosu PIT The QUEEN of PURPLE 単独ライブ開催決定!!」
の3つだ。大きな衝撃に会場が包まれるなか、ムービーの最後では「And Tomorrow To be continued…」と意味深なメッセージも表示され、明日への期待を膨らませてくれた
告知が終わるとステージ上に今日登場した全てのキャストが再登場し、感動のフィナーレとしてラストソング『スタートライン』を披露。4年目のこの日は1年目のZepp Tokyo以来数多くのユニットがデビューしていることから、あの日には考えられなかったくらいの大所帯。着実に飛躍を続けるナナシスの姿に多くの支配人達が歓喜の声を上げる、フィナーレに相応しい一曲となった。
そうして舞台は終幕へ。お馴染みのBGMの中、会場の支配人達に最後の挨拶を済まし去って行くキャスト達の背中からは、4年という歳月で着実に成長してきたアイドル達の様々な想いが見て取れた。ナナシスの歴史においても重要な1日であったのは間違いないだろう。2日目の公演ではどのような感動を支配人たちへと与えてくれるのか、そんな期待をさせるような1日目公演だった。
イベント詳細
■Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe
▼開催日時:
10月20日(土)開場16:00 開演17:00
10月21日(日)開場16:00 開演17:00
▼会場:
幕張メッセイベントホール
▼出演ユニット:
【10月20日(土)】
777☆SISTERS
SU♡SUTA(きゅうとな)
NI+CORA
SiSH
Le☆S☆Ca
The QUEEN of PURPLE
Ci+LUS
4U
セブンスシスターズ
▼出演:
【10月20日(土)】
篠田みなみ/高田憂希/加隈亜衣/中島唯/井澤詩織/清水彩香/
道井悠/今井麻夏/大西沙織/中村桜/高井舞香/桑原由気
吉井彩実/藤田茜/植田ひかる
野村麻衣子/広瀬ゆうき/山本彩乃/巽悠衣子
山崎エリイ/田中美海
長縄まりあ/吉岡茉祐/山下まみ
水瀬いのり/渕上舞/前田玲奈/黒瀬ゆうこ/川﨑芽衣子/辻あゆみ
セットリスト
1. MELODY IN THE POCKET / 777☆SISTERS
2. STAY☆GOLD / 777☆SISTERS
3. Cocoro Magical / 777☆SISTERS
4. PUNCH’D RANKER / セブンスシスターズ
5. WORLD’S END / セブンスシスターズ
6. Star☆Glitter / セブンスシスターズ
7. Sparkle☆Time!! / セブンスシスターズ
8. SEVENTH HAVEN / セブンスシスターズ
9. アイコトバ / Ci+LUS
10. シトラスは片想い / Ci+LUS
11. ラブリー♡オンリー / SU♡SUTA(きゅうとな)
12. ひまわりのストーリー / Le☆S☆Ca
13. タンポポ / Le☆S☆Ca
14. トワイライト / Le☆S☆Ca
15. YELLOW / Le☆S☆Ca
16. CHECK’MATE / NI+CORA
17. You Can’t Win / NI+CORA
18. さよならレイニーレイディ / SiSH
19. プレシャス・セトラ / SiSH
20. Clash!!! / The QUEEN of PURPLE
21. Fire and Rose / The QUEEN of PURPLE
22. TRIGGER / The QUEEN of PURPLE
23. Crazy Girl's Beat / 4U
24. TREAT OR TREAT? / 4U
25. ROCKな☆アタシ / 4U
26. メロディーフラッグ / 4U
27. Lucky☆Lucky / 4U
28. KILL☆ER☆TUNE☆R / 777☆SISTERS
29. H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!! / 777☆SISTERS
30. FUNBARE☆RUNNER / 777☆SISTERS
31. スタートライン / All Cast
Photo by 杉浦弘樹(foto)、松﨑祐士、三浦真琴(maco)、鈴木実、端佑士
© 2014 Donuts Co. Ltd. All Rights Reserved.
Photo by 杉浦弘樹(foto)、松﨑祐士、三浦真琴(maco)、鈴木実、端佑士
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会社情報
- 会社名
- 株式会社DONUTS
- 設立
- 2007年2月
- 代表者
- 西村 啓成
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 179.3億円(DONUTS単体 2022年3月期)
- 上場区分
- 未上場