LINE<3938>は、この日（10月24日）、第3四半期（2018年1～9月）の決算説明資料を公開し、子会社LINE Digital Frontierが運営する『LINEマンガ』の決済高が前年同期比で59.8％増の49億3000万円を記録したことを明らかにした。四半期ベースとしては過去最高を更新した。『LINEマンガ』は、特別な電子ブックリーダー端末不要で、気軽にマンガ・ライトノベル作品が楽しめるスマートフォン向け電子コミックサービス。積極的なマーケティング展開が奏功し、ユーザー数、決済高ともに急増したとのこと。6月に行ったリニューアルや、「XOY」（ジョイ）が提供する100作品の統合も押し上げたもよう。
App StoreとGoogle Playのランキングの推移を示したものが下記のグラフとなる。リリース以来上位をキープしているだけでなく、右肩上がりで伸びていることが確認できる。
【App Store】
【Google Play】
なお、LINE Digital Frontierは、LINEマンガとLINEコミックス事業をLINEから引き継ぐ会社として7月に設立された。国内外におけるさらなるサービスの拡大を目指し、独立会社として経営責任の明確化を図るとともに、意思決定の迅速化、機動的な事業運営の実現することを目指したが、狙いどおりの展開となっているようだ。
