ワントゥーテン、Leap MotionのARヘッドセット「Project North Star」のデモコンテンツを展示 Inter BEE 2018にて


ワントゥーテンは、11月14日~16日開催の「2018国際放送機器展(Inter BEE 2018)」のテクノネットブースで、Leap Motionが公開したARヘッドセット「Project North Star」を改良したデモコンテンツを展示する。テクノネット社が扱う試合や選手情報などスポーツ観戦に必要なデータと、ハードウェアとソフトウェアを融合させたXR体験の制作/開発に強みを持つワントゥーテンが提案する、一歩先のスポーツ観戦を是非体感しよう。
 
 
 
▲Leap Motionにより手を認識し、グラス越しに選手の3Dアバターを手のひらに乗せることも可能

<出展ブース>映像制作/放送関連機材部門/ホール3/小間番号:3301

<出展内容>
■ARヘッドセット「Project North Star」をよりイマーシブ(没入型)に改良
ARヘッドセットは、現在設計図がオープンソースとして公開されている「Project North Star」の解像度を2160×1200と高解像度化したほか、オンデマンド生産を目的とした3Dプリンター用に設計を最適化し、眼鏡を着用した状態でも体験できるよう加工を行うなど、よりイマーシブ(没入型)な感覚を得られる品質まで改良した。

■スタジアム観戦時に最適な先進UXコンテンツをデザイン
100度以上の広視野角でのハンドトラッキングが可能な「Project North Star」のARグラス上に、テクノネット社が扱うスポーツデータを活用して、試合の様子やリプレイ映像、選手情報などを片手で直感的に映し出し確認ができるようなUXをデザイン・制作した。

選手情報では、ワントゥーテンの人体3Dスキャンシステム「ANATOMe」で生成、各選手の3Dアバターが登場し、観戦をより楽しくクールに演出する。スタジアム等での試合観戦時にこのARヘッドセットを装着することにより、会場との一体感や臨場感を保ちながら、プレイヤーから目を離すことなく、AR上で直感的に試合の情報を確認し、試合観戦時の体験価値をより高度なものとしている。

会期中は説明員がブースに常駐している。

●テクノネット社との協業について
テクノネットが長年取り組んできたスポーツの情報をリアルタイムで正確に提供するシステム、各スポーツ観戦時に重要となる情報の取捨選択や、データソースに関する深い知見と、ワントゥーテンが取り組むXRに関するデバイス、コンテンツ開発、UXデザインに対する知見を活かし、スタジアム演出をはじめとした、XRによるスポーツ観戦のソリューションを、今後事業として活用できるソリューションへ進化させるべく、さらなる協業/共同研究にとり組んでいく。

●Inter BEEについて
日本随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展として、コンテンツビジネスにかかわる最新のイノベーションが国内外から一堂に会する国際展示会。
名称:(第54回)2018年国際放送機器展
International Broadcast Equipment Exhibition 2018
(略称:Inter BEE 2018)
会期:11/14~16
会場:幕張メッセ
公式Webサイト:https://www.inter-bee.com/

●3Dスキャンシステム「ANATOMe(アナトミー)」について
全身を3Dスキャンして、動く3Dアバターを自動生成するシステムです。専用スキャンブースで全身をスキャンし、人体の関節を検知しボーンが自動でセットアップされた3Dデータを出力する。出力後の3Dデータはさまざまなモーションデータを適用する事が可能です。それによって自動で動く3Dアバターがつくれる。

https://anatome.tech/