Supercellは、11月5日(現地時間)、『クラッシュ・ロワイヤル』で11月のゲームのバランス調整を発表した。
・ロイヤルゴースト:ヒットポイントを9%減少
この亡霊の王様は、色々な戦術でハイパフォーマンスを発揮していて、許容できる勝率の上を常に”浮遊”していた。プリンスやバルキリー、ナイトなど、彼に対抗できる存在はいるもののの、ロイヤルゴーストの調子が下がることはなかった。体力の減少によって、彼は”着地”することになりそうだ。
・ロイヤルホグ:ダメージを6%減少
王様に可愛がられているペットたちが、少しスリムになった。これまでホグ1匹のゲーム内での質量は、ホグライダーと同じ分だけあった。そのため、防衛ユニットを押しのけるのが少し容易に出来てしまっていた。体重を落としてダメージも減らすことで、ロイヤルホグのダントツに高い勝率を抑えることができそうだ。
・インフェルノタワー:ヒットポイントを3%増加
定番のコントロール系デッキは、近頃人気が落ちてきた。ジャイアント、ラヴァハウンド、ゴーレムに対する生粋の天敵も、ザップやエレクトラロウィザード、エレクトロドラゴンの環境ではあまり頼りがいがない。少し長く残れるので、これまでよりも多くのダメージをインフェルノタワーで与えることができるようになる。
・スケルトンバレル:死亡時ダメージを62%増加
スケルトンバレルは上方修正してよい存在だったが、呪文を枯渇させる戦術がさらに人気になることは避けたいと考えていた。死亡時ダメージが増加することで、スケルトンバレルを相手のタワーまで届かせることの意義が強まるし、スケルトンバレルのブロッカーとしての役割がさらに強力になる。この大きなバレルは空から落ちた時、槍ゴブリンを地に叩きつけるのに充分だろう。
・メガナイト:攻撃速度を1.8秒から1.7秒に変更
メガナイトは単体のターゲットに対して少し弱すぎたので、ダメージ(毎秒)を上げすぎることなく、その弱点にテコ入れをしたいと考えた。ナイトやバルキリーなど、彼より小さいユニットで1対1の防衛をしても、これまでより少しメガナイトに手こずるはず。
・墓石:生成速度を2.9秒から3.1秒に変更破壊された際に出現するスケルトンを4体から3体に減少
「ラヴァバルーン」など、ゴリゴリと攻めていくタイプのデッキに欠かせないのは、様々な攻撃を3コストの墓石1つで防衛すること。最初は建物、最後は大群ユニットとなる墓石はとても使い勝手がよく、結果として様々な戦術でとても高い勝率を出していた。スケルトンの出現を1つ減らすことで、厄介さが少しは抑えられると思う。
・ジャイアント:ヒットポイントを2%減少
たった5エリクサーで、ジャイアントは固い盾役として、そして単独でもタワーを脅かす攻撃役として2倍働く。あまりに強すぎるというわけではないものの、ジャイアントは色々なデッキの中心的存在となっていて、ほかの盾役ユニットが見劣りしてしまう。少しのヒットポイントの減少ですが、タワーが彼を撃ち落とすのに1回分少なくて済むようになる。
・マジックアーチャー:一撃目の発動に要する時間を延長
およそ昨年に渡って、ザップやローリングウッドなど軽めな呪文を枯渇させるデッキは、ファイアボールなど重めな呪文を枯渇させるように進化してきた。このようなデッキは、ファイアボールで死んでしまうカードを生かすことができたときに非常に大きなリターンを生める、という効果を持っている。マジックアーチャーは間違いなくこのタイプのカードで、私たちは一撃目の発動に要する時間を延長した。そうすることで、相手のユニットが彼の位置に反応する時間が増え、そして彼のダメージ(毎秒)も減ることになる。
・60式 ムート攻撃速度を1.2秒から1.3秒に変更
コロコロとお散歩する車輪付きの大砲は、スケルトンラッシュデッキの柱となっていた。60式 ムートは防衛役として力を発揮し、そして脅威的な攻撃を仕掛けることができるので、ダメージ(毎秒)を減らしたいと考えた。これにより、定番の攻撃手段としては少し使いづらくなりつつも、防衛・攻撃の両面で役立つという性能は残ったと思う。
・吹き矢ゴブリン:ダメージを4%増加
皆さまの投票により、僅差で「アーチャーのヒットポイント増加」を抑えて選ばれた!仮面を付けた小さなゴブリンは、より頑丈なホバリング砲に比べて人気が劣っていた。Supercellは、吹き矢ゴブリンはハイリスク・ハイリターンなカードであるべきだと思い、少しだけ彼のダメージを増加することにした。これで彼は、ほかの様々な攻撃役に対して強力な対抗馬となるだろう。
■『クラッシュ・ロワイヤル』
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