ブランジスタ、『神の手』の有料モデルを年内いっぱいで休止 動画閲覧でプレイ可能な広告モデルのみに変更 18年9月期は2億3300万円の営業赤字に

ブランジスタ<6176>は、この日(11月14日)発表した決算で、スマホ向け3Dクレーンゲーム『神の手』について、2018年12月末日をもって有料モデルを休止し、アプリ内で動画広告を閲覧すると無料でプレイできる広告モデルのみで提供することを明らかにした。収益化については2019年9月期ではめどが立っていないという。

『神の手』については、Appleより「バーチャルとリアルを融合させたサービスモデルが審査ガイドラインの3.1.1、3.1.5、5.2.3に適合せず、改善が必要である」との要請を受け、7月21日にApp Storeにおける新規ユーザーの受付やアップデートが一時停止されており、予定していた海外展開や特別企画が実施できない状況に追い込まれていた。

【関連記事】
ブランジスタゲーム、『神の手』でApp Storeにおける新規ユーザーの受付やアップデートが一時停止となる可能性があることを明らかに


発表した2018年9月期については、売上高33億6700万円(前の期比6.5%増)、営業損益2億3300万円の赤字(前の期の実績は3億0100万円)、経常損益2億3400万円の赤字(同3億0200万円の黒字)、最終損益5億1900万円(同1億8800万円の黒字)と増収・赤字転落となった。