SME、東急グループとエンタメ施設の企画・運営会社を設立 新宿・歌舞伎町に劇場、映画館、ホテルなどの地上48階建ての高層複合施設を開発へ
ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)と東急レクリエーション<9631>、東急電鉄<9005>の3社は、共同でエンターテイメント施設の企画・運営を目的とした合弁会社「株式会社TSTエンタテイメント」(以下、TSTエンタテイメント)を12月7日付で設立したことを発表した。
同社は、東急レクリエーションと東急電鉄の2社が、東京圏国家戦略特別区域の特定事業として推進している、新宿 TOKYU MILANO跡地を中心とした「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿 TOKYU MILANO再開発計画)」(2022年度開業予定、以下、本計画)におけるエンターテイメント施設の運営を行っていく。
※本施設のうち、劇場・ライブホールについてはTSTエンタテイメントが、映画館については東急レクリエーションが単独で運営を行う。
本計画では、エンターテイメント施設を中心に文化が育まれ、都内有数の観光拠点である新宿歌舞伎町エリアに、地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの高層複合施設の開設を計画している。グローバルツーリストの多様な滞在ニーズに対応するホテルや地域の社交場となるレストランなどの宿泊・交流機能のほか、複合エンターテイメント施設を一体的に整備し、まちの核となる新たな都市観光拠点の創出を目指す。
本施設は、幅広い演目へ対応可能な約850席のプロセニアム形式の劇場、最大約1500人収容可能なライブホール、約8スクリーンを備え、映画などをゆったり楽しめる映画館など、多様な大衆娯楽文化を世界に発信する施設にするという。
東急レクリエーションの持つエンターテイメント施設運営のノウハウや、SMEの持つ多種多様なエンターテイメントのコンテンツ開発及び提供のノウハウ、東急電鉄の持つまちづくりやエリアマネジメントのノウハウを融合させることにより、歌舞伎町発の多様な大衆娯楽文化の創出していく。
TSTエンタテイメント、ならびに本計画の概要は以下のとおり。
1. 合弁会社の概要
(1)商号 株式会社TSTエンタテイメント(英文名:TST ENTERTAINMENT CO.,LTD.)
(2)設立年月日 2018年12月7日
(3)事業の内容 エンターテイメント施設の企画・運営及びそれに関する事業
(4)代表取締役 石崎 達朗(東急レクリエーション取締役常務執行役員)
(5)資本金 100百万円
2.歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)の概要
(1)所在地 東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番
(2)階数・高さ 地上48階・地下5階・塔屋1階/約225m
(3)敷地面積 約4,600㎡
(4)着工(予定) 2019年8月
(5)主要用途 宿泊施設、エンターテイメント施設、店舗、駐車場等
(6)延べ面積 約89,600㎡
(7)竣工(予定) 2022年8月
▲大久保方面(北西側)からの眺望イメージ
▲大久保方面(北西側)からの眺望イメージ
▲広場連動イベントイメージ(まちなか音楽フェス)
▲都市再生への貢献
▲複合エンターテイメント施設イメージ(※)
※劇場・ライブホールについてはTSTエンタテイメントが、映画館については東急レクリエーションが単独で運営を行う予定。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)
- 設立
- 1968年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 村松 俊亮
- 決算期
- 3月