シリコンスタジオ、18年11月期はコンテンツ事業不振&撤退で7.71億円の営業赤字 ミドルウェア&人材関連は伸長、黒字転換に向けて光明

シリコンスタジオ<3907>は、本日(1月15日)、2018年11月通期の連結決算を発表し、売上高50億0200万円(前の期比18.2%減)、営業損益7億7100万円の赤字(前の期実績12億5100万円の赤字)、経常損益8億0400万円の赤字(同12億0200万円の赤字)、最終損益7億1500万円の赤字(同11億3700万円の赤字)だった。

 


コンテンツ事業の赤字だったことに加え、同事業の事業譲渡で引き続き赤字となった。全体として厳しい数字に見えるが、業績回復に向けた明るさも見えてきた決算だった。

ミドルウェア関連事業は大型案件の獲得を受けて、セグメント利益が1億7400万円となり、前の期の3億7600万円の赤字から黒字転換に成功した。

さらに人材事業についても一般派遣労働者数と有料職業紹介の成約実績数が伸び、セグメント利益が22.5%増の3億6900万円と順調に拡大したとのこと。

続く2019年11月期は、売上高49億2400万円(前期比1.6%減)、営業利益1億2100万円、経常利益1億1500万円、最終利益1億1400万円と黒字転換を見込む。

 



なお、この決算を受けて、社外取締役を除く4名の役員報酬を2018年12月から12ヶ月間、20%減額することを明らかにした。
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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