IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、7月のゲーム業界の採用動向について、ソーシャルゲーム業界とコンシュマーゲーム業界は、引き続き活況を呈している、と発表した。
ワークポートによれば、求人数の上では大差はないものの、コンシュマー業界の採用枠は1~2名程度であるのに対してソーシャル業界は5名以上の大量採用枠を設定する求人も多くあるのが特徴とのこと。
コンシュマー業界は、ひとりを採用するのに非常に慎重に選考を進めるのに対し、ソーシャル業界では採用ハードルを引き下げてポテンシャルも含めた採用を行っており、採用方針の差も顕著だという。実際に採用に至るケースを見ても、ソーシャル業界が圧倒的にコンシュマー業界を上回っています。
しかしら、求職者の傾向としては、ニーズに反してコンシュマー業界を志望する方が多く見られたという。これは、コンシュマー業界の経営悪化に伴い転職を考える人が、必然的に経験業界を志すことが大きな要因だと考えられます。
ワークポートでは、今後の見通しについて、企業側のニーズと求職者の動向が一致していないが、プレイヤーとしてコンシュマーゲームを好む人が多いこともあり、需給バランスの崩れが続くとの見方を示した。とはいえ、圧倒的にソーシャルゲームの転職マーケットの方が有利な状況にも変わりはないとしている。
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