セガ・インタラクティブとコナミアミューズメント、共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスで新たにQRコード決済に対応
セガ・インタラクティブは、コナミアミューズメントと共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービス（以下、本サービス）が新たにQRコード決済へ対応することを発表した。
本サービスは、TFペイメントサービス（以下、TFPS）の提供するクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud（シンカクラウド）」を採用しており、「シンカクラウド」が新たにQRコード決済にも対応することに合わせ、本サービスでもQR決済が可能となる。
第1弾として、2019年春に中国のアリババグループ関連会社のアント フィナンシャル サービスグループが提供する、世界有数の決済およびライフスタイルプラットフォーム「Alipay（アリペイ）」と、同じく中国で多く利用され、コミュニケーションアプリ「WeChat（ウィーチャット）」内で提供される決済サービス「WeChat Pay(ウィーチャット ペイ)」に対応。
さらに、2019年夏以降に「楽天ペイ」「d 払い」「LINEPay」「PayPay」といった国内のQRコード決済サービスにも順次対応する予定。
▲シンカクラウドで対応予定のQRコード決済ブランド
「シンカクラウド」では、クラウド上で決済処理を行うため、店舗側や端末に提示・表示されたQRコードを消費者がスマホのアプリで読み取って決済する「店舗掲示型（読み取り支払い）」の決済サービスと、消費者が提示したQRコードを店舗の端末やPOSレジで読み取り決済する「消費者提示型（コード支払い）」の決済サービスの両方式への対応が可能。
本サービスでは「店舗掲示型（読み取り支払い）」の決済サービスを使用するため、店舗側はカメラなど追加の設備投資が必要なく、すでにアミューズメント機器に設置されている「シンカターミナル」を取り外すことなく、ソフトウェアをオンラインアップデートするだけで対応が可能となる。
本サービスは、交通系電子マネーや、各種電子マネー、さらにアミューズメント独自のサービスを展開する遊べる電子マネー『PASELI（パセリ）』などがひとつのシステムおよび決済機器で運用できるソリューションだが、今回の対応によりQRコード決済と電子マネー決済の両方が使用可能となる。
