IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、本日(8月23日)、7月のSE・PG職採用動向について、システム開発エンジニアは前月に続いて増加した、と発表した。
ワークポートによれば、新規求人の約3割をスマートフォンアプリの開発が占め、スマートフォン開発プロジェクトの増加が業界をけん引していることを改めて感じさせる結果になった、としている。
求職者の動向としては、エンターテイメント系企業を希望する方が多く見られたという。7月の就業決定者の内訳をみると、8割がエンターテイメント系の企業、2割がSI系の企業となっているとのこと。
また、Java関連を中心に求人が増加した業務系システムエンジニアに加え、ネットワーク・サーバーエンジニアの新規求人も大幅に増加し、募集を終了する案件もごく僅か。サーバー関連だけでなくネットワーク関連の求人も増加している。
他方、社内SEについても先月と同数の新規求人が公開され、好調を維持しているという。社内システムをWEB化している企業からのJavaやPHP、C#による開発経験を求める求人を中心として大手からベンチャー企業まで幅広く出揃ったようだ。
今後の見通しについて、ワークーポートでは、SIerでインフラエンジニアとして活躍してきた方々の就業決定が多く見られる一方、SIerに転職を希望するインフラエンジニアは少なく、SIerは採用に苦戦していると指摘。事業会社のサービスに向けた求人が増加しているため、今後も同様の状況が続くとの見方を示した。
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