FGO PROJECTは、2月6日より期間限定イベント「バレンタイン 2019 ボイス&レター・これくしょん!~紫式部と7つの呪本~」を開催している(2月20日まで)。
本イベントでは、イベントクエストをプレイすることで「詩詠みポイント」を入手可能。このポイントを集めることで、サーヴァントからプレゼントをもらえる「ロックオンチョコ」、「サプライズチョコ」が手に入る。
本稿では、2019年のバレンタインイベントのストーリーやフリークエストをプレイした感想などをお届けする。
■新規サーヴァント「紫式部」を中心に呪本を巡るストーリーが展開
2019年のバレンタインイベントは、期間限定サーヴァントとして新たに「★5(SSR)紫式部」が召喚に登場。イベントストーリーでは、カルデアに新たにできた地下図書館の司書を務めている。
そんな彼女がどうやってイベントに絡んでくるのか。物語の発端は彼女の作り上げた1冊の本が、彼女の”大切ななにか”を奪うところから始まる。呪本と名付けられたその本は、バレンタインデーのチョコレート作成用魔力を取り込むやいなや、その魔力を使用して次なる呪本を生み出していく。主人公一行はこの連鎖を止めるため”最初の呪本”の回収を目指す、というのが本イベントのおおまかなストーリーだ。
▲最初の呪本を探すため、カルデアを奔走する主人公たち。
イベントの参加条件は「特異点F 炎上汚染都市 冬木」のクリアで、本作を始めたばかりの初心者でも安心して楽しめる難易度となっている。
■各フリークエストで必要なアイテムを入手しよう
メインクエストをクリアすると「詩詠みポイント」や「イベント収集アイテム」を集められるフリークエストが開放される。「詩詠みポイント」は規定ポイントを集めるごとに報酬のアイテムがプレゼントされ、「イベント収集アイテム」は各種アイテムや限定概念礼装などと交換ができる。フリークエストは”初級”、”中級”、”上級”、”新書級”、”古書級”、”奇書級”、”禁書級”の7つ。クエスト毎にドロップするアイテムが変わるため、必要なアイテムに応じてクエストに挑戦しよう。
・初級
初級では各BATTLEにエネミーが2体ずつ出現する。ドロップとしては、イベントアイテムの「言記しの紙」が多くドロップする。
・中級
中級では、BATTLE3のみエネミーが2体出現。ドロップでは「想紡ぎの墨」が多めにドロップする。
・上級
上級からは、全BATTLEで3体のエネミーが出現する。ドロップでは「夢綴りの筆」が多くドロップする。
・新書級
新書級からは、より多くの「詩詠みポイント」と「言記しの紙」がドロップ。「言記しの紙」を集めるのに重宝するクエストとなっている。
・古書級
古書級でも多くの「詩詠みポイント」がドロップ。また、「想紡ぎの墨」を集めるのに最適なクエストとなっている。
・奇書級
奇書級では、上級と比べるとより多くの「夢綴りの筆」がドロップする。
・禁書級
禁書級では、他のクエストと比べて「詩詠みポイント」がもっとも多くドロップする。また、各種イベント収集アイテムもドロップするだけでなく、新素材の「九十九鏡」も入手可能だ。
そしてバレンタインイベントの目玉といえば、プレゼント交換時のアドベンチャーパートだ。チョコとの交換で入手できる概念礼装の性能はどれも同じものの、今年のイベントではサーヴァントのメッセージがボイス付きで展開された。好きなサーヴァントのアドベンチャーパートは「ロックオンチョコ」で閲覧できるため「詩詠みポイント」を集めて、概念礼装と交換しよう。
▲昨年にはいなかったサーヴァントのアドベンチャーパートは毎年の楽しみにもなる。
▲「詩詠みポイント」集めに重宝するイベント特攻の概念礼装。
イベント交換所での全アイテム交換や「詩詠みポイント」報酬を目的とする周回要素は、決して少なくはない。しかし、今回のイベントでは、合間にチョコレートをプレゼントしたり、チョコレートをもらったりとプレイヤーの好きなタイミングで息抜きが行えるのが嬉しい。
また、直近の新規イベントはいずれも第2部メインストーリーのクリアが参加条件となっており、身近にいる初心者へのストーリーネタバレに注意していたが、今回のバレンタインイベントは互いにストーリーの感想を語り合うことができてよかった。復刻開催を楽しむのも一興だが、新規サーヴァントの活躍やイベントストーリーなどタイムリーな話題についていけないという、初心者マスターあるあるの一種のストレスがなかったのも評価したい。イベントも2月20日までと、そろそろ終了が近づいてきたが、恥ずかしい話「詩詠みポイント」が全く集まっていないため、そろそろ本腰を入れてクエスト周回をしたいと思う。
(間浩人)
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