大和証券投資情報部は、本日(8月26日)付けの「STOCK NEWS」で、サイバーエージェント<4751>を取り上げており、Ameba事業を中心に収益拡大が続くとみている。このなかでも、仮想空間「Amebaピグ」をけん引役と位置づけている。
「Amebaピグ」は、会員数、課金売上ともに増加し、Ameba事業の全体の収益性も向上している。同事業の売上高営業利益率は25%を上回ってきたとのこと。
大和証券では、「Amebaピグ」の将来性を高く評価している。Facebookへの導出や「Amebaピグ」関連ゲームの海外先行リリースといった海外展開に加え、スマートフォンでのサービスも拡大するとの見方を示した。特にスマートフォン戦略は、様々なゲームやサービスと連動させることで「Amebaピグ」を中心としたソーシャルコミュニティの形成と拡大を目指すもので、今後の展開が期待されるとしている。
なお、大和証券キャピタル・マーケッツは、サイバーエージェントの業績見通しについて、2011年9月期の営業利益145億円(前期比21%増)、2012年9月期は175億円(同21%増)、2013年9月期は220億円(同26%増)とした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751