【ゲーム株概況(4/15)】「HiGH&LOW」開発のenishがS高　今期見通し嫌気しブロッコリー安い　『ディスガイアRPG』再開の遅れで日本一もさえない

4月15日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸、終値ベースで連日の年初来高値更新となった。前日比298.55円高の2万2169.11円で取引を終えた。前週末の米国株式市場の上昇や為替の円安を好感して、買い優勢で始まった。一時上値の重さが意識されたが、中国の景気底入れへの期待を背景に一段高となった。

こうした中、ゲーム関連株を見ていくと、enish<3667>がストップ高となった。年初来高値を更新。この日、「HiGH&LOW」シリーズ初となる公式ゲームアプリ『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』を2019年秋にリリースすると発表しており、これが手がかり材料視されたようだ。

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他方、ブロッコリー<2706>が大幅安。前週末に発表した2019年2月期決算は営業利益が39％増の8億円と大幅な伸びとなったものの、今期については13.5％減の7億円になる見通しとしたことが失望売りを誘った。四季報予想では8億5000万円だった。2022年2月期に営業利益12億円を目指すとした中期経営計画も2015年2月期を下回るものでもあった。

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エディア<3935>も急落。2019年2月期の連結決算を発表し、営業損益が5億1600万円の赤字（前の期単体は4億0300万円の赤字）となった。同時に、マイルストーン・キャピタル・マネジメントを割当先として第1回転換社債型新株予約権付社債（CB）と、第13回新株予約権を発行し、総額5.6億円の資金調達を行うことを発表した。

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このほか、日本ソフトウェア<3851>もさえない。先週末（4月12日）、フォワードワークスと共同開発している『魔界戦記ディスガイアRPG』のサービス再開時期について3ヶ月以上の時間を要すると発表したことが売り材料視されたようだ。

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