ゲームオンの第2四半期累計(1-6月期)の連結業績は、売上高30億8900万円、経常利益3億6100万円、四半期純利益2400万円だった。
同社では、「レッドストーン」、「シルクロードオンライン」の売上が計画通りに推移したことに加え、「Soul of the Ultimate Nation」が引き続き好調を維持したとのこと。費用面では、広告宣伝費の効率的な運用や、新規タイトルの広告費用の圧縮を図った、としています。また、「EA SPORTS™ FIFA Online 2」の減損損失を計上したようです。
12月通期は、売上高75億4100万円(前期比9.8%増)、経常利益8億0300万円(同45.4%減)、当期純利益2億9700万円(同64.1%減)となる見通し。
決算短信
【短評】
7月14日に発表した下方修正からすると、若干の上ブレで着地しているようですね。ゲームオンのように海外のオンラインゲーム開発会社からライセンスを購入して日本で運営するという会社は、ライセンス料のつり上げに苦しんでいるという話も聞きます。開発費の高騰もありますし、運営成績がいいということで、ラインセンサーが交渉で他社への移管をちらつかせる、なんて話もありますな。ゲームオンも自社で知的財産を保有することの重要性に気づき始めており、その辺の動きを活発化させていますね。「眠らない大陸クロノス」の知的財産権取得とか。