楽天<4755>は、5月17日に、ライブ動画配信サービス『Rakuten LIVE(楽天ライブ)』の提供開始を発表した。
『Rakuten LIVE』は、アーティストやタレント、一般ユーザーが「ライバー」(注1)としてライブ動画を配信し、視聴者とコミュニケーションを取ることができるライブ動画配信サービス。視聴者は配信者に対してコメントや「ギフト」(注2)と呼ばれる応援アイテムをリアルタイムに送ることができ、双方向のコミュニケーションが可能となる。
ライブコマース機能を使用した配信者の動画からは、視聴者はアプリ内から販売サイトに簡単にアクセスし、配信中に紹介されている商品を、動画を見ながら購入できる。アーティスト、タレントなどの配信者は、商品のイメージや利点をプロモーションによって視聴者に訴求することで、双方向のコミュニケーションを通じて効果的な販売促進につなげることが可能。
また「Rakuten LIVE」のライブコマース機能は、楽天グループの各サービスとも連携するという。今後インターネット・ショッピングモール「楽天市場」の出店店舗による動画配信も予定しており、「楽天市場」をはじめ、「楽天ブックス」、「楽天チケット」など様々なECサービスと連携することにより、多様なライブコマース体験を提供していく。
SNSや動画共有サービスなどの普及により、誰でも気軽にコンテンツを発信できる時代になっている。また、これまで身近ではなかったアーティストやタレントなどとの双方向のコミュニケーションも可能になった。「Rakuten LIVE」は、ユーザーの参加を促進するライブエンタテインメント体験に加え、楽天だからこそ提供できる多様なライブコマースを組み合わせ、新しい時代のライブ動画配信サービスを実現する。
(注1)「ライバー」は、ライブ動画配信サービスを通じて動画を配信する配信者。
(注2)「ギフト」は、「Rakuten LIVE」独自の「メダル」の購入を通じて入手することができる有料の応援アイテム。視聴者は配信者に対して「ギフト」を送ることができる。
■「Rakuten LIVE(楽天ライブ)」について
サービス開始日: 5月17日
概要:
アーティストやタレント、一般ユーザーによるライブ動画の配信、および視聴者とのリアルタイムコミュニケーションやライブコマースが可能なライブ動画配信サービス
配信者(「ライバー」): アーティスト、タレント、一般ユーザー
対応アプリ:
■関連サイト
会社情報
- 会社名
- 楽天グループ株式会社
- 設立
- 1997年2月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4755