大手SAPのひとつである米テトリスオンラインが「Facebook」で、オンラインRPGのベータテストを開始したと話題になっています。少し前の話になってしまいますけど。
そのタイトルは、「Lost Trails」というゲームです。8月18日にベータテストを開始しており、同タイトルの月間のアクティブユーザー数は、21,498人となっています(9月9日、13時55分現在)。といっても、この数字が良いのか悪いのは判断しかねます。
これはテトリスオンラインのオリジナルタイトルではなく、日本のゲーム開発会社ヴァンガードの手がけた「ファンタジーウォーカー」のローカライズバージョンだそうです。ハンゲームで運営されており、なかなかの人気になっているようですね。
エンカウントバトル・パーティプレイを採用したRPGにみえるわけなのですが、移動からエンカウント、戦闘まで全て自動で行う点が特徴だそうです。プレイヤーの操作できることは、仲間選びや装備の変更、スキルの分配、目的地の設定等だけとか。
ブラウザRPGでも「まじかるブラゲ学院」でも自動戦闘機能を取り入れているものはありますが、全面的に導入したタイトルは珍しいです。ちょっとした空き時間に入って遊ぶといった点は、ブラウザ・ソーシャルゲームとしてのポイントを抑えています。
今回、ヴァンガード社がFacabookでのサービス開始にあたって、どういった変更を行ったかも注目ですね。これは面白そうなゲームだと感じました。全て英語表記になっていますが、日本でもFacebook版を遊ぶことができます(以前、日本からでは遊べないと書きましたが、遊べるようになっていました)。
ちなみに、ヴァンガード社は、本作のほかに、「ガンダムネットワークオペレーション」シリーズや、「プロサッカークラブをつくろう!ONLINE」シリーズ等、ヒットタイトルを開発しています。オンラインゲーム開発では国内トップクラスです。