注目の「ヤバゲー」が本日よりテストスタートですね!
■「ヤフー!モバゲー」、本日よりテスト運営開始
9月21日付の日経新聞朝刊は、ヤフー<4689>とディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が21日にもパソコン向けゲームサイト「ヤフー!モバゲー」の試験運営を始めると報じています。報道によれば、国内大手のほか、英国、中国などのゲーム各社の参加が見込まれており、10月1日の正式サービス開始までに約70社が100タイトル以上のゲームを提供する、とのことです。DeNA自身も携帯向けで培った主力ゲームをパソコン向けに改良して投入するようです。
■携帯各社、SNSとの連携を強化
9月21日付の日経産業新聞は、携帯電話各社がSNSとの連携する動きを強めていると報じています。報道によれば、KDDIは中国ソーシャルゲーム大手レクーメディア(北京市)と提携し、10月14日から携帯電話向けゲームを提供するほか、ソフトバンクも米ソーシャルゲーム大手ジンガゲームネットワークと資本提携し、近く日本で携帯やパソコン向けにソーシャルゲームを始める計画があるとのこと。また、NTTドコモもディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>と共同で読者参加型の携帯小説投稿サイトの運営に乗り出したそうです。
■ゲーム王国復活の条件(中)
9月17日の続きです。今回は、セガサミーHD<6460>の里見治氏とカプコン<9697>の辻本憲三氏にインタビューを行っています。日経産業新聞では、ゲームの楽しみ方が多様化する中、日本企業が存在感を失いつつあるとの問題意識から、どうすれば復活できるかを両氏にインタビューしたようです。
里見氏は、プラットフォームの多様化には柔軟に対応していく一方、家庭用ゲームソフトの世界展開については(買収も含めて)海外の会社と連携し、その市場にあったゲームを提供していくことが大切だとという考えのようです。欧米企業のようなことは不可能だと。
辻本氏は、セガ同様、プラットフォームの多様化に柔軟に対応する一方、家庭用ゲームソフトについてはオーナー経営ならではの大きなリスクを背負った開発を行い、潤沢な開発費を使った欧米勢に対抗する旨の回答を行っています。実際、それで成果を出していますからねえ。