カプコン<9697>は、この日、発表した下方修正についてアナリスト向け説明会を開催した模様です(資料)。
同社の開示したプレゼンテーション資料によれば、業績予想修正のポイントは、以下のとおりです。
【上期】
・為替レートの円高
・「デッドライジング2」の発売時期の影響
【通期】
・(前提とする)為替レートの見直しに伴う売上及び利益の押し下げ
・「デッドライジング2」の発売延期の影響は上期だけで、通期の業績予想には影響なし。
【感想】
さすがカプコンですね。同社のIR活動は、投資家や資本市場関係者からの評価が高く、これまで何度もIR活動No.1企業に選ばれています。今回の下方修正については、別に減益になる訳でもないですから、わざわざ説明会をやらなくても良かったはずです。資本市場関係者と真摯に対話しようという姿勢は本当にすばらしい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697