さくらインターネット<3778>の第2四半期(4-9月期)の業績は、売上高42億1100万円(前年同期比10.2%増)、経常利益6億4600万円(同153.6%増)、四半期純利益2億9800万円(同528.9%増)となりました。
同社では大幅な増益となった要因について、新サービスの投入や既存プランの機能強化などが奏功し、売上高が伸びたことに加えて、収益性の高いホスティングサービスの売上構成比が増加したこと、前期に終了したオンラインゲームサービスに関する経費支出がなくなったこと、販売管理システムの減損に伴う償却費負担が減少したこと、支払利息の減少などがあると分析しています。
同社のサービス別売上を見ると、最も伸びたのは、専用サーバサービスで、25.7%増の15億6000万円。ソーシャルアプリなどのモバイルコンテンツ市場の急成長を背景に、既存サービスの機能強化に取り組んだ結果、「専用サーバPlatform St」の受注が好調に推移したとのこと。ほか、レンタルサーバサービスが25.1%増の7億0500万円、ハウジングサービスが1.0%増の15億0800万円となりました。
3月通期の業績見通しについて、売上高87億円(前回予想と変わらず、前期比11.4%増)、経常利益10億3000万円(同8億8000万円、同42.3%増)、当期純利益5億5000万円(同5億2000万円、同3.0%減)とし、経常利益、当期純利益を上方修正しています。第2四半期までの業績推移を踏まえた、としています。
会社情報
- 会社名
- さくらインターネット株式会社
- 設立
- 1999年8月
- 代表者
- 代表取締役社長兼最高経営責任者 田中 邦裕
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3778