【ゲーム株概況(6/18)】『英雄伝説 暁の軌跡モバイル』手がかりにファルコム買われる　『Drマリオワールド』配信日決定の任天堂高い　サン電子が大幅高

6月18日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりの反落となった。本日から米国で始まる連邦公開市場委員会（FOMC）を控えていることもあり、朝方から模様眺めムードが広がった。その後、為替で円が1ドル＝108円前半まで下落したことを受けて日経平均は先物主導で下落した。

こうした中、ゲーム関連株は下落する銘柄が多い中、日本ファルコム<3723>が後場に入って買われた。USERJOY JAPANがこの日、ライセンス供与するスマートフォン向けRPG『英雄伝説 暁の軌跡モバイル』を発表したことが材料視された。2016年8月に正式サービスを開始したタイトルをスマートフォン向けに改良する（関連記事）。

任天堂<7974>も反発した。新作モバイルゲーム『Dr. Mario World（ドクターマリオワールド）』を7月10日に配信開始すると発表した。同時に事前登録も開始した（関連記事）。他方、大和証券がレーティング「1」継続とし、目標株価を5万4700円から5万3000円に引き下げた。

このほか、サン電子が大幅高。犯罪捜査用システムなどを手掛けるイスラエルの子会社Cellebrite Mobile Synchronizationについて、同国のベンチャーキャピタル（VC）の出資が決定したと発表したことが材料視された。CellebriteがVCを引受先として優先株を発行し、約119億円を調達するという。


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