セガサミーホールディングス<6460>は、6月17日に宮城県七ヶ浜町と地方創生に係る包括的連携協定(以下、本協定)を締結したことを発表した。本協定に基づき、セガサミーグループの人材を7月1日より七ヶ浜町へ派遣し、地域創生、活性化に関わる各種事業の企画・推進を図っていく。
七ヶ浜町は、仙台市街から車で30分の太平洋沿岸に位置し、三方を海に囲まれ、日本三景の一つに数えられる松島の南部を形成している。 「うみ・ひと・まち 七ヶ浜」をキャッチフレーズに、“海と人”との関わりを大切にしたまちづくりに取り組んでいる。
一方、セガサミーグループは、東日本大震災発生直後より、被災者が一刻も早く日常生活へ戻れるよう、従業員ボランティアを被災地に派遣するなど復旧支援活動を行ってきた。また、エンタテインメント企業として役立てることは何か。ということを考え、グループの製品、サービスなどを使用した地域イベントを開催するなど、被災地者が笑顔で、前向きに復興に取り組むためのサポート活動などにも取り組んできた。そのような中で、震災発生時より時間が経過していく中で、新しい方法、新しい枠組みで復興に役立ちたいとの思いから七ヶ浜町と協議を重ね、今回の包括的連携協定に至ったという。
セガサミーが自治体との地方創生に関わる連携協定を締結したのは今回が初となる。セガサミーグループでは、今後も感動体験を創造し続けることで更なる事業の成長を図るとともに、持続可能な社会の形成に寄与すべく、SDGs の推進など、様々な社会課題の解決に向けて取り組んでいく方針だ。
(以下、プレスリリースより)
<七ヶ浜町とセガサミーグループとの包括的連携協定について>
■協定の目的
日本の社会課題であり、官民連携が期待されている地方創生への取り組みとして、東日本大震災以降、復興支援活動を続けている七ヶ浜町へセガサミーグループから人材を派遣し、相互に連携を図ることで、双方の資源を効果的に活用し、地域経済の持続的発展に繋げることを目的として行います。
■連携事項
目的を達成するため、次に掲げる事項について連携し、協力して取り組みます。
(1) 創業及び新規事業創出の支援並びに促進に関する事項
(2) 産業振興に関する支援及び促進に関する事項
(3) 地域ブランドの推進に関する事項
(4) まちづくり事業の支援及び促進に関する事項
(5) 移住・定住の促進、関係人口の増加に関する事項
(6) その他地方創生の推進に関する事項
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460