コーエーテクモゲームス、2019年3月期の最終利益は6.4%増の118億円 売上高とともに過去最高を更新

コーエーテクモゲームスの2019年3月期の業績は、売上高が前の期比1.2%増の309億2400万円、経常利益が同0.3%減の155億2300万円、最終利益が同6.4%増の118億2000万円だった。売上高と最終利益は過去最高を更新したもようだ。

コーエーテクモホールディングスの決算に記載された各ブランドの状況は以下のとおり。

・「シブサワ・コウ」ブランド
2月に『信長の野望・大志 with パワーアップキット』(PS4、Nintendo Switch、Steam、DMM GAMES用)を、3月には5年ぶりのナンバリングタイトルとなる『Winning Post 9』(PS4、Nintendo Switch、Steam用)を発売した。スマートフォンゲームでは、同社がIPを許諾した『新三國志』が引き続き好調に推移した。

・「ω-Force」ブランド
『無双OROCHI3』(PS4、Nintendo Switch、Xbox One、Steam用)のリピート販売が順調で、累計出荷本数は70万本を突破した。スマートフォンゲームでは、同社がIPを許諾した『真・三國無双 斬』が収益に貢献した。

・「Team NINJA」ブランド
3月に『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Scarlet』(PS4、Nintendo Switch用)をリリースした。また、『仁王 Complete Edition』(PS4、Steam用)のリピート販売が堅調に推移し、全世界累計販売本数は250万本を突破した。スクウェア・エニックスと共同で開発しグローバルで配信中の『DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA』は、国内では2周年、海外でも1周年を迎え、記念キャンペーンにより売上が伸長した。

・「ガスト」ブランド
1月に「アトリエ」シリーズ20周年記念作品である『ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~』(PS4、PS Vita、Nintendo Switch、Steam用)を、さらに3月には「アトリエ アーランド」シリーズの最新作『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』(PS4、Nintendo Switch用)を発売した。

・「ルビーパーティー」ブランド
『金色のコルダ オクターヴ』(PS Vita、Nintendo Switch、Steam用)と『遙かなる時空の中で6 DX』(Nintendo Switch用)をリリースした。イベント事業では「ネオロマンス・ライヴ コルダ SONGS」など、第4四半期中に合計5つのイベントを開催し、年間来場者数は全体で9万人となった。

・「midas」ブランド
新規スマートフォンゲームの開発に注力している。


業績推移は以下のとおり。
 


このほか、コーエーテクモネットの業績も開示されており、売上高が同11.8%減の73億0700万円、経常利益が同0.7%増の4億2800万円、最終利益が同1.0%増の3億0100万円だった。
株式会社コーエーテクモゲームス
https://www.gamecity.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社コーエーテクモゲームス
設立
1978年7月
代表者
代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
決算期
3月
直近業績
売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
上場区分
非上場
企業データを見る
コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
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