『七つの大罪』『FGO』『モンスト』が首位を獲得 『とある』好調をキープ、『ドクターマリオ』はDLランキング1位に…App Store1週間を振り返る
7月8日~7月12日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみよう。
今週は、前の週より期間限定イベント「オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019」と「ぐだぐだファイナル本能寺2019ピックアップ召喚」を開始したFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が引き続き首位に立った。
しかし、7月10日にガチャ「激・獣神祭」を開始したミクシィ<2121>XFLAGスタジオの『モンスターストライク』が首位を奪還、獣神祭の強さを見せつけた。ただし首位は週の最後まで続き、金曜日(12日)にはNetmarbleの『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』が、新登場のスキルを持つ「SSR【リバース】守護者 ホーク&エリザベス」登場した。これによって同タイトルは2度目の首位の獲得となる。
なおスクウェア・エニックスが7月4日にリリースしたばかりの最新作『とある魔術の禁書目録 幻想収束』はTOP30内で安定しており、引き続き好調をキープしている。その他、任天堂<7974>とLINE<3938>、NHN Entertainmentは、本日(7月10日)、『Dr. Mario World(ドクターマリオワールド)』の配信開始、ダウンロードランキングでリリース後1位をキープしている。
■7月8日
7月8日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。
上位陣では、2位に「七夕ドッカンフェス」を7月6日より開始した『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が土曜日の7位から浮上し、3位にはバンダイナムコオンラインの『アイドリッシュセブン』が土曜日の177位から一気に飛び込んできた。『アイナナ』は、7月7日21時より、メットライフドームにて行われた2nd LIVE「REUNION」の衣装に身を包んだアイドル16人が限定レアオーディションに登場していることが売り上げに大きく貢献しているようだ。
出所:AppAnnie
また、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE サウザンドストーム』が前日の144位から12位まで急上昇してきた。『サウスト』は、7月7日15時より、キャラ獲得イベント「大乱戦!荒立つ修羅の島」を開催するとともに、そのイベントガシャとステップアップガシャを実施しており、「レイリー」と「バーソロミュー・くま」のEX必殺技・技付きシーンカードが登場していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、PUBGの『PUBG MOBILE』や、ガンホー<3765>の『ラグナロク マスターズ』などがトップ30に復帰した。
■7月9日
7月9日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が引き続き首位、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が2位、3位にはNetEase Gamesの『荒野行動』がランクインした。
そんな中、TOP30圏内では、スクウェア・エニックスの『とある魔術の禁書目録 幻想収束』が13位にランクインし、いよいよTOP10入りが見えてきた。同タイトルでは7月8日16時からリリース記念ガチャ第2弾を開催している。同ガチャではステイル=マグヌスと神裂火織の確率がアップしており人気となっているようだ。
出所:AppAnnie
また同じくスクウェア・エニックスの『ディシディアファイナルファンタジー オペラオムニア』が前日の187位から大幅ランクアップしTOP30に復帰した。同タイトルでは新イベント「ローズ・オブ・メイ」を開催、『FINAL FANTASY IX』より、ある時は強敵として行く手を阻みまたある時は頼れる守り手として剣を振るった「ベアトリクス」がボイスつきで参戦している。
同時に開催しているベアトリクスイベントガチャではベアトリクス、スタイナー、ヴァニラの★5 武器をピックアップ中で売上を伸ばしているようだ。
出所:AppAnnie
■7月10日
7月10日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が前日の9位から首位に浮上した。
『モンスト』は、7月9日12時より、ガチャ「激・獣神祭」を開催(関連記事)しており、「ワタツミ」「小野小町」ら激・獣神祭限定キャラクターが登場していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。
出所:AppAnnie
また、任天堂<7974>とDeNA<2432>の『ファイアーエムブレム ヒーローズ』が前日の156位から7位に急上昇した。『FEH』は、7月9日16時より、超英雄召喚イベント「再起の夏」を開催(関連記事)しており、リーナ、ウルスラ、リン、ウォルトの4人が超英雄として登場していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、スクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』がトップ10に復帰し、ZLONGAMEの『ラングリッサー モバイル』やVespaの『キングスレイド』などがトップ30に復帰した。
■7月11日
7月11日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、上位4タイトルの順位に変動がなく、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープした。
トップ10圏内では、WFSの『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~』が前日の53位から10位に飛び込んできた。『ダンメモ』は、7月10日より、リリース2周年を記念した大森藤ノ先生完全書き下ろしのイベント「偉大冒険譚 アルゴノゥト」の後章を開始(関連記事)しており、それに合わせて、 「アルゴノゥト 後章ガチャ 英譚覚醒」と「アルゴノゥト 後章ガチャ 英譚血統」という2つのガチャを実施していることなどが売り上げに大きく寄与しているようだ。
出所:AppAnnie
また、Craft Eggとブシロードの『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』が前日の77位から20位まで急上昇した。『ガルパ』は、7月10日15時より、「精彩のマーチングガールズガチャ」を開始(関連記事)しており、新メンバーとして「★4 [紡ぎ合う音] 大和麻弥」と「★4 [想いの懸け橋] 湊友希那」、「★3 [ステップアップ] 羽沢つぐみ」が登場していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、KLab<3656>とブシロードの『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や、アイアの『乃木坂46リズムフェスティバル』などがトップ30に復帰した。
■7月12日
7月12日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Netmarbleの『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』が前日の6位から首位に浮上した。
『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』は、新登場のスキルを持つ「SSR【リバース】守護者 ホーク&エリザベス」が7月11日のメンテナンス終了後より登場(関連記事)しており、その出現率がアップしたピックアップガチャ「意志の源」を実施していることが売り上げに大きく寄与しているようだ。
出所:AppAnnie
また、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』が前日の115位から一気に6位に飛び込んできた。『#コンパス』は、水着ヒーローが登場した「シーズン応援 UR2倍ガチャ」を7月11日17時より実施していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、7月11日のメンテナンス終了後より「サマーキャンペーン」を開始し、期間限定「水着プレミアム召喚」を開催(関連記事)しているDMM GAMESの『千年戦争アイギスA』が前日の435位から10位に急浮上し、初のトップ10入りを果たした。
出所:AppAnnie
会社情報
- 会社名
- Netmarble(ネットマーブル)
会社情報
- 会社名
- FGO PROJECT
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121