首位を独走する『モンスト』を『パズドラ』『FGO』『七つの大罪』が追う展開に 『BLEACH Brave Souls』もTOP5入り…App Store1週間を振り返る


7月22日~7月26日のApp Store売上ランキングの動きを振り返って いこう。

平日5日間の首位は、ミクシィ(2121) の『モンスターストライク』となった。同タイトルは、ガチャ「復刻♪モンスト夏休み」や「禁忌に誘われし者」を実施し、他のタイトルを寄せ付けなかった。

その首位を追いかけたのが、「Fate/Grand Order』、『パズル&ドラゴンズ』、そして『七つの大罪 ~光と闇の交戦』となる。特に『七つの大罪 ~光と闇の交戦』に関しては7月全体を見てもほぼTOP10内に定着、TVアニメ「転生したらスライムだった件」とのコラボ以降はTOP5内に居続けており、2019年上半期にリリースしたタイトルの中でもっとも成功したタイトルと言えるだろう。

その他、トップ10圏内では、7月24日に、KLab<3656>の『BLEACH Brave Souls』(ブレソル)が前日(7月23日)の130位から4位に大幅ランクアップしランキングを賑わせた。『ブレソル』は、7月23日のリリース4周年を記念したキャンペーンを開始しており、その中で「4周年記念ステップアップガチャ」などを実施していることが順位を大きく押し上げたようだ。なお、一時3位まで上昇しており、これまでの最高順位(2017年7月の5位)を更新している。

 
■7月22日

7月22日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィの『モンスターストライク』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、Craft Eggとブシロードの『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』が土曜日の63位から19位まで急上昇してきたことだ。『ガルパ』は、7月21日15時より、新メンバー「★4 [憧れの自分] 上原ひまり」や「★4 [めぐる思い出] 宇田川巴」「★3 [声をあわせて] 青葉モカ」が登場したガチャ「夢見るスウィートプリンセスガチャ」を開始(関連記事)していることが売り上げに寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、KLab<3656>とブシロードの『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』が土曜日の101位から25位とトップ30圏内まで浮上した。『スクフェス』は、7月22日のμ’s矢澤にこの誕生日を記念したキャンペーンを開催中(関連記事)で、7月21日0時より、誕生日記念の「限定BOX勧誘」や「ステップアップ勧誘」を実施しているなどが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、Six Wavesの『三国覇王戦記~乱世の系譜~』とPlayrix Gamesの『ガーデンスケイプ』がトップ30に復帰した。


 
■7月23日


7月23日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィの『モンスターストライク』の首位が続いた。

トップ10圏内では、LINE<3938>とワンダープラネットの『ジャンプチ ヒーローズ』が前日の85位から9位に浮上し、App Store売上ランキングで初のトップ10入りを果たした。『ジャンプチ ヒーローズ』は、「ONE PIECE」を特集した「ジャンプチ大特集祭 ONE PIECE編」を7月17日から開催しており、その中で「火拳のエース」が期間限定で新登場した「7/22はONE PIECEの日記念ガチャ」を7月22日15時より開始していることが売り上げを大きく伸ばす要因となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、同様に7月22日の「ONE PIECEの日」を記念したゲーム内施策を展開している『ONE PIECE サウザンドストーム』は前日の159位から17位、『ONE PIECE トレジャークルーズ』は44位から28位に上昇してトップ30に復帰。『ONE PIECE バウンティラッシュ』も72位から37位まで上昇している。

ほか、7月22日16時より、『ファイアーエムブレム 風花雪月』から主人公のベレスと3つの学級の級長が新英雄として登場する新英雄召喚イベント「風花雪月」を開始(関連記事)した『ファイアーエムブレム ヒーローズ』も前日の106位から11位まで上昇し、トップ10に迫った。
 
出所:AppAnnie

 
■7月24日


7月24日10時のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、上位3タイトルの順位は変わらず、ミクシィの『モンスターストライク』が首位をキープした。

トップ10圏内では、KLab<3656>の『BLEACH Brave Souls』が前日の130位から4位、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が同じく50位から7位に入ってきた。『ブレソル』は、7月23日のリリース4周年を記念したキャンペーンを同日より開始(関連記事)しており、その中で「4周年記念ステップアップガチャ」などを実施していることが順位を大きく押し上げたようだ。なお、一時3位まで上昇しており、これまでの最高順位(2017年7月の5位)を更新したことになる。
 
出所:AppAnnie


一方、『グラブル』は、7月23日19時より、「スターレジェンド10連ガチャ」を開始(関連記事)していることが売り上げにつながっているもようだ。
 
出所:AppAnnie


ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』や、Vespaの『キングスレイド』などがトップ30に復帰した。



 
■7月25日


7月25日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィの『モンスターストライク』の首位が続いた。

上位陣では、Netmarbleの『七つの大罪 ~光と闇の交戦』が前日の15位から3位まで浮上してきた。『七つの大罪 ~光と闇の交戦』は、7月24日より、人気TVアニメ「転生したらスライムだった件」とのコラボを開始(関連記事)しており、コラボキャラ「SSR【魔物を統べる者】リムル=テンペスト」が登場したコラボピックアップガチャ第1弾を実施していることが売り上げを伸ばす要因となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』が前日の96位から6位に飛び込んできた。『DBレジェンズ』は、メインアビリティで超サイヤ人に変身する「トランクス:青年期」と「人造人間13号」がSPARKINGキャラクターとして新登場したガシャ「Legends Rising Vol.8」を7月24日15時より開始(関連記事)していることが大きく順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、グッドスマイルカンパニーの『グランドサマナーズ』や、X-LEGENDの『Ash Tale-風の大陸-』などがトップ30に復帰した。

 
■7月26日


7月26日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、上位3タイトルの順位に変動はなく、ミクシィの『モンスターストライク』が首位をキープした。

上位陣では、4位にポケラボとスクウェア・エニックスの『SINoALICE(シノアリス)』が前日の156位から急浮上してきた。『シノアリス』は、「コードギアス 反逆のルルーシュ」とのコラボを7月25日より開始しており、STAGE1で「ルルーシュ/ソーサラー」と「カレン/クラッシャー」、STAGE2で「スザク/ブレイカー」「C.C./ミンストレル」がピックアップされた「ステップアップガチャ~願いのカケラ~」を開催していることなどが売り上げに寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が前日の57位から6位と一気にトップ10圏内に入ってきた。プロ野球の歴史に名を残す名選手を集めた「2019 TS第4弾」が期間限定で登場しており、そのスカウトとなる「TSセレクション」を7月25日より開催していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、WeGames Japanの『大三国志』や、ALLFUZと10ANTZの『乃木恋~坂道の下で、あの日僕は恋をした~』などがトップ30に復帰した。
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る
​Netmarble(ネットマーブル)

会社情報

会社名
​Netmarble(ネットマーブル)
企業データを見る
FGO PROJECT

会社情報

会社名
FGO PROJECT
企業データを見る
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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