デジタルハーツ、札幌Lab.を9月に移転・増床へ…従来の約3倍の規模に 今後さらなる増加が見込まれるゲームのデバッグ需要に対応へ

デジタルハーツは、今後さらなる増加が見込まれるゲームのデバッグ需要に対する受注体制を強化することを目的として、2019年9月にテストセンターである札幌Lab.を移転するとともに、従来の約3倍の規模に増床することを発表した。

同社は、主にコンソールゲーム・モバイルゲーム・アミューズメント機器の不具合を検出・報告する「デバッグサービス」を提供しており、これまで全国15か所のテストセンターであるLab.において戦略的に人材を確保することで、流動的な開発スケジュールに合わせテスト人員を柔軟に変更できる体制を構築するとともに、独自の教育制度によりデバッグのスペシャリストへと育成することで、高品質なサービスの提供に努めてきた。

昨今、コンソールゲーム市場においては、PlayStation4に向けた人気シリーズの新作や注目タイトルの開発が引き続き旺盛であることに加え、Nintendo Switchに向けた新作タイトルの開発が活発化している。また、GoogleやAmazonなど、他の産業で活躍する企業が新たにゲーム市場に参入するなど、今後の市場のさらなる盛り上がりが期待されている。

このため、同社では、今後さらなる増加が見込まれる受注に対応できる体制の強化及びより一層のサービス品質の向上を目的に、札幌Lab.を移転するとともに大幅に増床することを決定した。

同社グループは今後も、顧客企業の要望にスピーディに対応するとともに、より高品質かつ顧客満足度の高いサービスの提供に努めていく方針だ。 

<札幌Lab.(ラボ)の概要>
名称:株式会社デジタルハーツ 札幌Lab.(ラボ)
所在地:北海道札幌市中央区北二条西2-15 
開設予定日:2019年9月(予定)
面積:1620.16平方メートル
デジタルハーツ

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デジタルハーツ
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