VRフィットネスゲームのパイオニアであるFitXRは、ボクシングに着想を得たワークアウト・ゲーム『BoxVR』を、日本でプレイステーションVR(PlayStationVR、PSVR)向けにリリースした。
すでに北米と欧州のプレイステーション・ストア、スチーム、オキュラスでヒット作品となっている『BoxVR』を、日本のプレイステーション・ストアから3200円でダウンロードできる。
BoxVRは、「ギターヒーローとスタジオ・ボクシングワークアウトの融合」と称されており、仮想ジムに身を置くプレーヤーはパンチしたり、次々と繰り出されるパンチや攻撃から身を避けたり、かわしたり、音楽に合わせてさまざまな動きをすることが求められる。スコアは単なるパンチ強度の代わりに、手際の良さやタイミング、動きの激しさに基づいて採点される。
BoxVRは過去のフィットネスゲームとは違い、合わせて50年以上の経験を誇るプロのフィットネス・インストラクターのチームと提携して開発した。さまざまな振り付けのリズムに乗ったワークアウトルーチンが、難易度別に用意している。また、消費カロリーやその他のパフォーマンスをセッション、日、週単位で記録できる。
BoxVRのPSVR版の主な機能やコンテンツは、以下の通り。
・新たに50曲以上のミュージックトラックを追加し、リリース時の合計は110曲になる。ヒップホップからディスコまでを含む広範な音楽トラックは、BoxVRの振り付けされた多数のルーチンとシンクロするようになっている。
・新たに11種類の振り付けルーチンが加わり、合計45種類を用意した。これらはすべて、FitXRパーソナルトレーナーのコンサルタントチームによるもので、初心者からトライアスリートまで、あらゆるレベルのユーザーに対応している。
・新しいトロフィー・システム(プラチナ・トロフィーを含む)がユーザーの進捗を記録するため、消費カロリーやパンチ数など、さまざまなマイルストーン達成を祝うことができる。
・新しいマイワークアウト機能により、プレーヤーは用意されている110曲からカスタム・プレイリストを作成できる。幅広いルーチンと組み合わせることで、プレーヤーは独自のワークアウトをほぼ無限に作り出せる。
・新しいUIと利用環境が、ワークアウト前後と最中の体験を洗練された魅力的なものにしている。
BoxVRは今年初めにリリースされて以来、オキュラス、スチーム、プレイステーション(米国・欧州)のストアでベストセラーとなり、8万人以上の有料ユーザーを魅了している。BoxVRのユーザーのワークアウト時間は1セッション当たり平均27分で、BoxVRユーザーはすでに累計1億カロリー以上を消費しているという。