エムツーは、「東京ゲームショウ(TGS2019)」のビジネスデイで、2Dキャラクターアニメションツール「E-mote」の新機能「ベルベット物理エンジン」を出展した。これは今冬実装する予定だ。
「E-mote」とは、2Dイラストのキャラクターからわずかなステップでゲームに使えるなめらかで立体的なアニメーションを生成できるツールだ。PSDデータを読み込むだけで、イラストを分解し、キャラクターを動かすことができるという。
「ベルベット物理エンジン」とは、『Position Based Dynamics』を基に開発された独自物理エンジン。艶めかしく揺らめく髪の毛の美しさ、 直接手で触れたかのような滑らかな動きを実現することが可能になる。
ブースでは、髪の靡きや装飾品の揺れを進化させた新たな物理挙動「ベルベット物理エンジン」と、旧物理エンジンとの比較展示を行っていた。
同社に展示への反応を聞いたところ、新しい物理エンジンの方が自然に髪の毛やリボンなどが揺れているという意見が多かったという。また大量生産に対応しているため、スマホゲーム会社からの問い合わせも多かったとのこと。