【ゲーム株概況(9/19)】コロプラが3日続伸 日本ファルコムは通期予想の上方修正発表で目先材料出尽くしに Aimingも大幅続落

9月19日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比83.74円高の2万2044.45円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)を経て、追加利下げの観測が後退したことで米国市場が上昇し、国内にもその流れが波及した。ただ、為替が1ドル=107円台まで円高方向に急速に振れたこともあり、後場に入ると上げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コロプラ<3668>が3日続伸と引き続き物色対象となったほか、エイチーム<3662>やgumi<3903>、イグニス<3689>などが高い。

また、コーエーテクモHD<3635>が年初来高値を更新し、カプコン<9697>も買われるなど大手ゲーム株の一角もしっかり。

半面、後場場中に2019年9月期通期の業績予想の上方修正を発表した日本ファルコム<3723>は、材料出尽くしとみた売り物に押され、Aiming<3911>も大幅続落した。Aimingも前日9月18日に新作『ログレス物語』の配信を開始したことで、目先の材料が出尽くしたとの見方が市場で広がっているようだ。


■関連銘柄
日本ファルコム株式会社
http://www.falcom.co.jp/

会社情報

会社名
日本ファルコム株式会社
設立
1981年3月
代表者
代表取締役社長 近藤 季洋
決算期
9月
直近業績
売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3723
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