『ドラゴンクエストウォーク』首位独占、新作『スクスタ』や期間限定キャラ「キョウカ(ハロウィン)」登場の『プリコネR』は上位に定着…Google Play売上ランキングの1週間を振り返る
9月30日~10月4日のGoogle Play売上ランキングの動きを振り返ろう。今週は、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が平日5日間首位をキープし続け、その強さを見せつけた。ちなみに本作は10月5日も首位となっており、11日連続で1位を記録している。
そうした中、9月26日にリリースされたブシロード<7803>とKLab<3656>、サンライズの新作『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』が、9月30日に初のトップ30入りを果たし、8位にランクイン。そこからトップ10圏内に定着しており、新作タイトルとしての存在感を示した。
そのほか、9月30日12時より期間限定キャラ「キョウカ(ハロウィン)」(CV:小倉唯)がピックアップガチャとプラチナガチャに登場したのを機に、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』が上位に定着。『FGO』『モンスト』といった人気タイトルも『ドラゴンクエストウォーク』にピッタリつけている。
■9月30日
9月30日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、『ドラゴンクエストウォーク』が首位をキープし、『Fate/Grand Order』が2位、そして3ランクアップで『モンスターストライク』が3位につけている。
そして、ブシロード<7803>とKLab<3656>、サンライズが9月26日にリリースした新作『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』(以下『スクスタ』)が、初のトップ30入りを果たし8位にランクインした。現在ゲーム内では、サービス開始を記念した「リリース記念ガチャ」を10月30日14時59分までの期間限定で開催しており、売り上げにつながっているもよう。
また、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)の『遊戯王 デュエルリンクス』が、39ランクアップでトップ30圏内に復帰した。
『遊戯王DL』では、9月26日より、対闇属性で攻撃力が倍増する「守護神官マハード」や表側表示のカードを除外する「カオス・ソーサラー」などを収録した第23弾メインBOX「ダーク・ディメンション」の提供を開始しており、順位を押し上げたようだ。
出所:AppAnnie(本日分は弊社にて追記)
その他、ネットマーブル『リネージュ2 レボリューション (Lineage2 Revolution)』もトップ30に復帰した。本作では、9月26日に大型アップデートを実施。レベルキャップ解放や新領地追加など、多岐にわたるコンテンツが追加されており、ゲーム内の活性化につながっているものと思われる。
出所:AppAnnie(本日分は弊社にて追記)
■10月1日
10月1日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、『ドラゴンクエストウォーク』、『Fate/Grand Order』、『モンスターストライク』と、上位3タイトルは前日の順位をキープしている。
そんな中、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』が前日18位→5位に浮上している。『プリコネR』は、9月30日12時より、期間限定キャラ「キョウカ(ハロウィン)」(CV:小倉唯)が登場。「キョウカ(ハロウィン)」は、ピックアップガチャとプラチナガチャに登場し、ピックアップガチャでは提供割合がアップしており、順位を押し上げる要因となっているようだ。
出所:AppAnnie(本日分は弊社にて追記)
また、スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が、前日23位→9位まで順位を上げている。『ロマサガRS』は9月30日12時より「Romancing祭」を開始。今回の「Romancing祭」では、「SS[血液検査で~す!]ヴァンパイアレディ」や「SS[なんの実験ですかー!]バーニィ」などが新スタイルとして登場している。なお、10連ガチャはSスタイル以上1体確定となるほか、1日1回限定で有償100ジュエルでオトクにガチャを回すことができ、売り上げにつながっているもよう。
出所:AppAnnie(本日分は弊社にて追記)
その他、9月24日に配信を開始したアカツキ<3932>の新作『欅坂46・日向坂46 UNI'S ON AIR』が、初のトップ30入りを果たした。本作は欅坂46・日向坂46を応援する【公式】音楽ゲームアプリとなる。
出所:AppAnnie(本日分は弊社にて追記)
■10月2日
10月2日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、首位『ドラゴンクエストウォーク』をはじめ『Fate/Grand Order』『モンスターストライク』など上位陣が前日の順位をキープしているほか、トップ30全体を見ても前日から目立った動きはなかった。
そうした中、この日のトピックスは、9月25日17時にリリースされた任天堂<7974>とディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の共同開発タイトル『Mario Kart Tour(マリオカート ツアー)』が、初のトップ30入りを果たしたことだ。
マリオたちが世界の都市をテーマにしたコースを駆けめぐる新しいマリオカートとなる本作は、9月27日時点では119位だったが、翌28日に63位、そこから42位→31位と順調に順位を上げ、この日トップ30圏内に入ってきた。
明日以降、好調をキープし続けてトップ30常連タイトルになっていくのか注目したい。
出所:AppAnnie(本日分は弊社にて追記)
■10月3日
10月3日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、首位に『ドラゴンクエストウォーク』、2位に『モンスターストライク』、『Fate/Grand Order』3位という順位になった。
そんな中、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が前日23位→11位まで上昇している。同タイトルは9月30日12時より、レジェンドフェスを開催。今回のフェスでは「ジークフリート」(火属性)、「モニカ」「コワフュール」のキャラクター解放武器が登場し人気となっているようだ。
また、ポケラボとブシロード<7803>の『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』が前日の74位から28位まで浮上し、トップ30圏内に入った。同タイトルでは、10月1日より、「キャロル・マールス・ディーンハイム」と「オートスコアラー」がプレイアブルキャラクターとして登場(関連記事)していることなどが売上を伸ばしているようだ。
出所:AppAnnie(本日分は弊メディアで追記)
■10月4日
10月4日10時現在のGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、『ドラゴンクエストウォーク』、『モンスターストライク』、『Fate/Grand Order』のTOP3を始めとし、昨日からTOP30内に動きはなかった。
そんな硬直したランキング中で、TOP30を狙うのはNHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』だ。同タイトルは9月30日より人気科学アドベンチャーシリーズ「『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)」とのコラボイベントを実施している。
売上ランキングへの反映が早いApple Storeでは11位まで一気にランクアップしており、現在Google Playでは45位の同タイトルがTOP30に食い込むのか注目したい。
▲コラボを開始した直後のApp Storeランキング。一気に11位まで急上昇した。
出所:AppAnnie
また10月2日にFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が「TVアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」放送記念ピックアップ召喚(日替り)」を開催し、首位を奪還。また10月3日にりゅうおう装備は登場した『ドゴランクエストウォーク』が、本日首位を奪い返すなど、App Storeでは熾烈なトップ争いが繰り広げられているが、Google Play上での首位攻防はどうなるか。週末の見どころとなりそうだ。会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコフィルムワークス
- 設立
- 1976年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅沼 誠