NJHD、連結子会社の京悦マーケティングの特別清算を決定 貸付金1億3200万円の債権が回収不能となる見込みも業績に与える影響は軽微

エヌジェイホールディングス<9421>は、10月30日、連結子会社の京悦マーケティングを解散し、12月に特別清算することを決定した。また、これに伴い、同社に対する債権の取立不能のおそれが生じることも明らかにした。

京悦マーケティングは、飲食店を運営する連結子会社で、同社モバイル事業の郊外型ショップの集客向上、スペースの有効活用を目的に2014年に事業開始したものとなる。その後単独での事業採算の悪化から債務超過となり、事業縮小を進めた結果、運営する店舗はエヌジェイホールディングスの近隣の1店舗のみとなったため、グループの福利厚生目的の一環として、エヌジェイホールディングスにて譲り受けて運営することを決定した。これに伴い、同社の運営店舗がなくなることから、同社を解散し、特別清算することを合わせて決定した。

なお、この連結子会社の解散に伴う特別清算により、貸付金1億3200万円の債権について回収不能となる見込みだが、貸倒引当金を計上済みであり、連結決算においては相殺消去されるため、エヌジェイホールディングスの個別および連結業績に与える影響は軽微としている。



 
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
https://www.njhd.jp/

会社情報

会社名
株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
設立
1991年12月
代表者
代表取締役社長 筒井 俊光
決算期
6月
直近業績
売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
9421
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