高成長続くスクエニの出版事業、7~9月は売上高50億円、営業利益20億円 売上・利益ともにさらなる高みに 「マンガUP!」など電子書籍大幅増

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の第2四半期(7-9月)の連結決算で、出版事業が一段と成長を遂げたことがわかった。売上高が前年同期比34.9%増の53億円、営業利益が同67.6%増の20億円と大幅な増収・増益となった。ここ最近、4四半期で売上高が20億円台から30億円台にのせていたが、さらに伸ばしてきたことになる。電子書籍の本格的な普及に伴い、関連企業の好決算が目立っているが、同社の出版事業も収益のステージを一段上げてきた。

 


同社によると、マンガアプリ「マンガUP!」など電子書籍形式の販売が大幅に増加したとしている。また紙媒体での販売も好調に推移したという。「マンガUP!」以外に、pixivと共同展開するWEB雑誌「ガンガンpixiv」、『地縛少年花子くん』や『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』が人気を博したという。
 
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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