ミクシィ<2121>の木村 弘毅社長(写真)は、本日(11月8日)開催の決算説明会で、主力タイトルである『モンスターストライク』のMAU(月間アクティブユーザー数)獲得施策が好調なことを明かした。
木村社長は、このMAUが好調の理由として、自虐とも言える「俺たちの声を聞け」キャンペーンによって「運営が自分(ユーザー)たちの声を聞いてくれると思ったからでは」という点と、無料のオーブの配布も行うことで若いユーザーへのアプローチもできたからではないか。と説明した。
また、6周年カウントダウンキャンペーンやXFLAGパークの開催なども実施しているが、広告宣伝費が前年同期比で縮小できたことも強調していた。
▲MAUが急回復しているがわかる。足元の状況は2Qに比べ弱まっているものの、引き続き高い水準にあるという。
また3Q以降に関しては、上昇したMAUと共に年末に向けてARPU(ユーザー1人当たりの収益)を高めていく考えだという。3Qと4Qについては、『モンスターストライク』にとって非常に重要な年末年始施策があるため、同社にとってはこのMAUの回復を大きな足がかりになりそうだ。
なお、木村社長は「紅白か『モンスト』か、そういう盛り上げ方をしていきたい」と年末に向けての意気込みを語っていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121