【ゲーム株概況(12/10)】イベント控え様子見ムード　材料株に短期資金　『ラブプラスEVERY』再開を受けてNJHD反発　格下げのDeNAがさえない

12月10日の東京株式市場では、日経平均株価は小反落。前日比20.51円安の2万3410.19円でこの日の取引を終えた。米国連邦公開市場委員会（FOMC）や英国選挙、週末のラージSQ（特別清算指数）算出など大きなイベントを控えていることから積極的な売買が見送られたという。

こうしたなか、ゲーム関連では、材料株を中心に短期資金が集まったようだ。ブロックチェーン関連として買われていたアクセルマーク<3624>が続伸となったほか、gumi<3903>も大幅高となった。ヒットタイトルが出て、決算が復調していることも支援材料となっているようだ。アイドルグループのファンサイト開発受注への思惑からケイブ<3760>も急騰。

また、エヌジェイホールディングス<9421>も反発。コナミデジタルエンタテインメントが『ラブプラス EVERY』を明日15時より再開すると発表したことが好感された（関連記事）。同タイトルは、NJHD子会社のゲームスタジオが受託開発したと発表している。

他方、ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>がさえない。JPモルガン証券がレーティングを「ニュートラル」から「アンダーウエート」に引き下げたうえで、目標株価も2000円から1600円人したことが材料視されたようだ。前日買われたHEROZ<4382＞が利食い売りに押された。


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