ベネリックが、東京ソラマチにて『星のカービィ』のコンセプトにした「カービィカフェ TOKYO」を、12月12日からオープンする。本稿では、12月9日に行われたメディア向け内覧会の様子をレポートしていく。
▲「カービィカフェTOKYO」の外観。店舗は東京ソラマチ4階のスカイアリーナに面している。
「カービィカフェ TOKYO」をオープンするベネリックは、ジブリ作品のグッズを取り扱う「ドラえもん未来デパート」や、「ムーミンショップ」など、キャラクターグッズの企画、製造から、ショップの運営までを請け負っている。今回オープンする「カービィカフェ TOKYO」も、ベネリックが企画、運営をしている。
店内に入ると、ひと際目立つのが、『星のカービィ』のボスキャラクターとしてお馴染みのウィスピーウッズのオブジェだ。これだけでもカービィの世界に飛び込んだような感覚! オリジナルのBGMもかかっており、目でも耳でもカービィの世界を味わえる作りになっている。
▲カフェ中央には鎮座するウィスピーウッズ。内覧会では、その周囲に見本となるメニューが並べられていた。
▲内装は木製のインテリアが重視されており、温かみもあって落ち着く雰囲気。
提供されるメニューは、どれも『星のカービィ』の世界観をイメージしたものになっている。単にキャラクターをかたどっているだけでなく、ゲーム中の1シーンを描いたような、趣向を凝らした料理がラインナップされている。
このほかにも、ファンを楽しませるために細かな仕掛けにもこだわったメニューが多数用意されている。料理だけでなく、それを盛り付けるための皿や容器にもそのこだわりが見えている。
▲カービィと言えばやはり吸い込みアクション! まるでカービィがフードを吸い込んでるような盛り付けは見ているだけでも楽しくなってしまう。
▲こちらはピザの皿を乗せているプレート。よく見るとカービィが大きく口を開けて、ピザを丸ごと飲み込もうとしているように見えるという仕掛けになっている。
さらに、注目してほしいのがドリンクメニューの「ドクターカビィのヒミツの研究ソーダ」だ。かなりビビッドな色味をしたドリンクがでてくるこのメニュー。なんと、決められた手順通りに混ぜていくことで完成させるというものだ。
▲これが「ドクターカビィのヒミツの研究ソーダ」。フラスコやビーカーに入っていたりと、まさに科学実験といった見た目。
▲こちらがドリンク完成までの説明書。これに従いながら作ってもいいが、店員さんが親切に解説してくれるので、それを聞きながら作ってみるとより楽しいだろう。不安な場合は店員さんに作ってもらうこともできる。
▲ドリンクが完成するまでの一部の手順だけお見せする。これ以前の手順は、ぜひとも自分の目で確かめて見てほしい。
一部の料理には特典となるアイテムが付いている。ドリンクメニュー各種にはオリジナルのコースター。「さくさく☆ワープスターアップルパイ」には、カービィ、ワドルディ、コックカワサキいずれかの陶器マスコットが付随する。
▲「さくさく☆ワープスターアップルパイ」と陶器マスコット全3種。
▲ドリンクに付いてくるコースター。左下のコースターは、誕生日の人にだけ贈られる特別バージョン。来店時に生年月日を証明できるものが必要な点に注意してほしい。
カフェスペースの隣には物販コーナーも併設されている。こちらでは、「カービィカフェ」限定のオリジナルグッズに加えて、店内で提供されているオリジナルブレンドのコーヒー豆も販売されている。
店内ではオリジナルのBGMがかかっていることは前述したが、このBGMを収録した「カービィカフェ」のサウンドトラック「サウンド・オブ・カービィカフェ2」も販売されている。
これで内覧会は終了となるが、『星のカービィ』の世界観を存分に楽しみながらも、お洒落なカフェといった雰囲気も味わえる。料理の味も申し分なく、満足感のある食事が楽しめた。ソラマチに訪れた際には、また立ち寄ってみたいと思ってしまうほど素敵なカフェだった。
見た目にも楽しいメニューが多く、子供も楽しめそうなので、家族連れにも最適だろう。休みも多くなるこれからのシーズン、是非家族や友達を誘って訪れてみてはいかがだろうか。
(取材・文 ライター:宮居春馬)
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