【ゲーム株概況(12/20)】『デュエル・マスターズ プレイス』メンテ解除受けてタカラトミー高くDeNA安い GS格下げの任天堂も続落
12月20日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落。前日比48.22円安の2万3816.63円で取引を終えた。前日の米国市場が高かったこともあり、朝方は買い優勢で始まったものの、週末・年末ということもあり、売買一巡後は様子見ムードが広がった。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、タカラトミー<7867>が年初来高値を更新した。『デュエル・マスターズ プレイス』のメンテナンスが解除となったうえ、App StoreのセールスランキングでTOP10に入ったことが好感された。
ただし、協業相手であるディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>がさえない。本日、メンテナンスを解除し、サービスを再開したものの、通信障害が起きるなど不安定な状態が続いていることが不安視されているようだ。
他方、任天堂<7974>が続落。ゴールドマン・サックス証券が同社株のレーティングを「買い」から「中立」に引き下げたことが嫌気されたようだ。目標株価は4万8000円で変更していない。株価が目標株価に接近したことに伴うものだったようだ。
このほか、オルトプラス<3672>が大幅安。同社が開発に関わっている『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』の事前登録が始まったものの、目先材料出尽くしとなったようだ。他の軽量株・材料株に短期資金が移っているとの見方も。
■ゲーム関連株
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、タカラトミー<7867>が年初来高値を更新した。『デュエル・マスターズ プレイス』のメンテナンスが解除となったうえ、App StoreのセールスランキングでTOP10に入ったことが好感された。
ただし、協業相手であるディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>がさえない。本日、メンテナンスを解除し、サービスを再開したものの、通信障害が起きるなど不安定な状態が続いていることが不安視されているようだ。
他方、任天堂<7974>が続落。ゴールドマン・サックス証券が同社株のレーティングを「買い」から「中立」に引き下げたことが嫌気されたようだ。目標株価は4万8000円で変更していない。株価が目標株価に接近したことに伴うものだったようだ。
このほか、オルトプラス<3672>が大幅安。同社が開発に関わっている『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』の事前登録が始まったものの、目先材料出尽くしとなったようだ。他の軽量株・材料株に短期資金が移っているとの見方も。
■ゲーム関連株
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974