Graffityは、クラーク記念国際高等学校の秋葉原ITキャンパスの体育科目において、ARシューティングバトル『HoloBreak(ホロブレイク)』を使用した特別授業を実施したことを発表した。なお、『HoloBreak』が教育機関において活用される事例は2例目となる。
クラーク高校は、1992年に開校した柔軟なカリキュラム・単位認定を特徴とする広域通信制高校。今回、ARシューティングバトル『HoloBreak』の「リアルに汗をかく(=身体を動かす)」eスポーツという特徴が、先進的なカリキュラムを有するクラーク高校秋葉原ITキャンパスの方針に合致し、実施された。本実証実験は、ARバトルを起点に多くの人がスポーツを気軽に楽しめる環境を提供すること、また今後の『HoloBreak』開発に活かすことを目的としている。
『HoloBreak』は、2対2で戦うARシューティングバトル。プレイヤーはスマホを片手に、8m×5mのフィールドをリアルに動き回りながら、相手チームとのバトルに勝利するため戦う。実際にフィールド内で動き回りながら遊ぶため、従来のスマホゲームとは違う「リアルに汗をかく」体験が可能だ。今回はクラーク高校の特別授業に合わせ、新たに3対3のチームバトルが可能になった。
▼特別授業の感想
「リアルでの運動と、バーチャルであるARの組み合わせが面白かったです。運動が苦手な人でも気軽に楽しめると思いました。今はeスポーツが新しい競技として世界的に盛り上がっていますが、 ARスポーツも同じように競技として発展する可能性を感じました(ゲーム・プログラミング専攻2年生)」
Graffityは、今後も教育機関でのARバトル活用を進め、生徒の声を活かしながら『HoloBreak』の改善・正式リリースに繋げることで、より多くの人がスポーツを気軽に楽しめる環境を提供していく方針だ。